毎日が観光

カメラを持って街を歩けば、自分の街だって観光旅行。毎日が観光です。

笠間稲荷神社

2010年01月22日 17時04分47秒 | 観光
 元旦から調子が悪く出遅れてしまいましたが、初詣。
 どこに行こうか、数ミリ秒悩んだ結果、行ったことない笠間稲荷へ御参詣。本を数冊リュックに詰め込んで、常磐線の旅に出ます。


 いい加減飽き飽きしたところで友部着。日暮里から20駅。げっぷが出るほど各駅停車。
 友部から水戸線に乗り換えて笠間駅着。北関東の小都市に漂う、何か淋しげな風情がたまりません。逃避行っていうと日本海っぽいイメージだけれど、案外リアルとしては北関東な気がする。男は日系ブラジル人たちと一緒に工場につとめ、女はなぜか駐車場の付いているスナックでホステス。夕方、男が帰ると、「豚の炒め物とお味噌汁作っといたからあっためて食べて」と入れ替わりに仕事にでかける。案外、悪くない気もする。日本海だと逃げて暮らすというより、心中だな(どんな決め付けだよ)。



 歩いて10分ほどで稲荷着。ここの面白いのは、普通神社や寺に向かって垂直に門前町があるんだけれど、ここは平行。なかなかの賑わい。



 野犬の群れみたいな狐群。お稲荷さんは狐ではありません、と丁寧な説明看板。


 
 お稲荷さんを出て、また笠間駅へ向かう。笠間から水戸線で小山に出て、そこから宇都宮線で帰るのも一つの手。どうせ乗り放題の青春18きっぷ。だけど、なんだか友部まででお腹いっぱい。行ったことのない水戸へ出て、少し散歩することに。



 笠間は焼き物の街としても有名だとか。駅にもいつくかこういうオブジェが飾られている。オブジェ越しに見える北関東の風情がなかなか。



 水戸弘道館。建物写すよね、こういう時って。



 水戸駅。違うだろう。水戸来てタクシー写してどうすんだよ。
 水戸黄門神社とか、**公生誕の地だとか、水戸藩ぽく大威張り。以上、やる気のなさそうな水戸リポートでした。嫌いなら行かなきゃいいのにね。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 羅漢寺川暗渠 | トップ | 呪の思想 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
追憶ののうさぎマリオ (屈折する星屑と火星から来たのうさぎマリオ)
2010-01-22 21:42:50
冒頭のストーリー、つげ義春のまんがを思い出させてくれますね。侘しいんだけど心やすらぐ…みたいな。
北関東も同じ理由で好きです。ありましたな、「北関東逆境連合」。戸川純ちゃんが「いちまんえん、くれっ!」と叫ぶやつ。
のうさぎマリオが特に好きなのが足利。「足利もきっといい所だぞ」と思ってスぺシャのロードバイクで行ったですよ。渡良瀬川の夕景を楽しんでいると、すれ違う自転車通学の女子高生の集団が一人残らず、「こんにちは~」と美しい声で挨拶してくれるんです。ああ、まだ日本にもこんな美しい街があったんだ…。
返信する
足利! (aquira)
2010-01-23 14:22:51
 ぼくも好きです、足利。去年暖かった頃、江戸川を遡り、利根川へ。そこから渡良瀬川サイクリングロードで足利へ何度か。
 あの辺の風情、ほんと好き。
 暖かくなったら、また行きたいな。渡良瀬遊水地んとこの道の駅で、蕎麦かうどんが食べたい!
返信する

コメントを投稿

観光」カテゴリの最新記事