ジャズとボサノヴァの日々

Days of Jazz and Bossa Nova

モノクロの記憶② フランソワーズがサシャ・ディステルと語り合うように唄うLe Premier Bonheur du Jour

2015-05-09 22:00:00 | Françoise Hardy
Le Premier Bonheur du Jour performed by Francoise Hardy & Sacha Distel


サッシャ・デスティル/ Sacha Distelは、ジャズ分野では名ギタリストとして知られており、1950年代フランスにおいてアンリ・ルノー/ Henri Renaud、バルネー・ウイラン/ barney wilen、ジョン・ルイス/ John Lewis、ケニー・クラーク/ Kenny Clarkeら多くのジャズメンと共演している。ジョン・ルイスとの双頭アルバム「アフタヌーン・イン・パリ」は今でもヨーロピアンジャズを語る際に引き合いに出される名作の一枚だ。

一方でシャンソン歌手としての活躍も目覚ましく、ソロのみならず女性歌手とのデュエットも数多く録音している。以前のエントリーでも書いたように、1966年にはディオンヌ・ワーウィックを共演者にパリのオリンピア劇場で5週間もの公演を打つなどフランスのショービジネス界ではトップランクのエンターテイナーだった。

フランソワーズ・アルディのヒット曲Le Premier Bonheur du Jourでもギターをつま弾きながら美声を披露してくれており、フランソワーズとサッシャの両アーチストが好きな筆者にとって、この映像は宝物の一つだ。





尚、ディオンヌ・ワーウィックとのパリ公演の模様は名作としてロングセラーとなっている。


イン・パリス(紙ジャケット)

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