500 Miles High performed by Ramsey Lewis Quartet
ラムゼイ・ルイス/ Ramsey Lewisは米国ジャズファンクの中興の祖と表現しても良いピアニストだ。黒人音楽の流行がR&Bやジャズからジャズ・ファンクへと移行した時期にラムゼイは影響力のあるアルバムを次々に出しているし、フュージョンやジャズ・ロック華やかな時期にも時代の数歩先を行くアルバムを出し続けた。
1965年にリリースしたラムゼイ・ルイス・トリオの"The In Crowd"は踊れるジャズとして世界中の若者に熱狂的に歓迎された。特に英国のモッズ達は好んで聴いたらしく、60年代後半の英国の音楽に与えた影響は大きい。筆者としては個人的に好きなAffinityの連中が好きだったのではないかと睨んでいる。
ちなみにラムゼイ・ルイス・トリオからオリジナルメンバーのエルディー・ヤングとイザーク・ホルトが抜け、ヤング・ホルト・トリオを結成、後のYoung-Holt Unlimitedとなり数々のヒットアルバムを世に出すなど、ラムゼイ・ルイス・トリオはファンクのインキュベータのような場所なのだろう。グルームを離れたエルディー・ヤングとイザーク・ホルトの代わりに、、後のアース・ウィンド・アンド・ファイアのリーダー、モーリス・ホワイトがドラマーとして、クリーヴランド・イートンがベーシストとして起用されている。1970年にはホワイトに替わりモーリス・ジェニングスが加入。すごい人脈相関図が書けそうだ。
今日の映像は1980年、モントリオールでのライブで、メンバーは次の通り。ソリッドなリズムセクションは流石だが、ラムゼイの流麗なピアノプレイが図抜けているので"500 Miles High"の凡百のカバーとは一線を画している。
Personnel: Ramsey Lewis (p) Henry Johnson (g) Gregory Williams (b) Frank Donaldson (ds)
ラムゼイ・ルイス/ Ramsey Lewisは米国ジャズファンクの中興の祖と表現しても良いピアニストだ。黒人音楽の流行がR&Bやジャズからジャズ・ファンクへと移行した時期にラムゼイは影響力のあるアルバムを次々に出しているし、フュージョンやジャズ・ロック華やかな時期にも時代の数歩先を行くアルバムを出し続けた。
1965年にリリースしたラムゼイ・ルイス・トリオの"The In Crowd"は踊れるジャズとして世界中の若者に熱狂的に歓迎された。特に英国のモッズ達は好んで聴いたらしく、60年代後半の英国の音楽に与えた影響は大きい。筆者としては個人的に好きなAffinityの連中が好きだったのではないかと睨んでいる。
ちなみにラムゼイ・ルイス・トリオからオリジナルメンバーのエルディー・ヤングとイザーク・ホルトが抜け、ヤング・ホルト・トリオを結成、後のYoung-Holt Unlimitedとなり数々のヒットアルバムを世に出すなど、ラムゼイ・ルイス・トリオはファンクのインキュベータのような場所なのだろう。グルームを離れたエルディー・ヤングとイザーク・ホルトの代わりに、、後のアース・ウィンド・アンド・ファイアのリーダー、モーリス・ホワイトがドラマーとして、クリーヴランド・イートンがベーシストとして起用されている。1970年にはホワイトに替わりモーリス・ジェニングスが加入。すごい人脈相関図が書けそうだ。
今日の映像は1980年、モントリオールでのライブで、メンバーは次の通り。ソリッドなリズムセクションは流石だが、ラムゼイの流麗なピアノプレイが図抜けているので"500 Miles High"の凡百のカバーとは一線を画している。
Personnel: Ramsey Lewis (p) Henry Johnson (g) Gregory Williams (b) Frank Donaldson (ds)