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子ども

2005-02-23 21:23:58 | トリビア☆
批判ばかりされた子どもは 非難することをおぼえる
殴られて大きくなつ子どもは 力にたよることをおぼえる
笑いものにされた子どもは ものを言わずにいることをおぼえる
皮肉にさらされた子どもは 鈍い良心のもちぬしとなる

しかし、激励をうけた子どもは 自信をおぼえる
寛容にであった子どもは 忍耐をおぼえる
賞賛をうけた子どもは 評価することをおぼえる
フェアプレーを経験した子どもは 公正をおぼえる
友情を知る子どもは 親切をおぼえる
安心を経験した子どもは 信頼をおぼえる
可愛がられ抱きしめられた子どもは 世界中の愛情を感じとることをおぼえる


~2月23日(水)・朝日新聞朝刊より~
ドロシー・ロー・ノルト(米国・教育学者)
「あなた自身の社会 スウェーデンの中学教科書」から抜粋



…今日、いつものように朝刊を読んでいた時、たまたま目に止まったので、繰り返し読んでみたのですが、「なるほどなぁ…」と思ってしまいました…。

特に「笑いものにされた子どもは ものを言わずにいることをおぼえる」という一文は、私自身、小学生の頃に経験した「イジメ」を思い出させました…。
毎日、クラスの男子達から「笑うと気持ち悪いから、笑うなっ!」、「お前に触られると体が溶けるから、触るなっ!」、「世界一醜いっ!」、「お前なんて、学校に来るなっ!」…他にも、鉛筆やシャープの先で、背中や手、腕、ヒドイ時には顔まで刺されたり、脚や腹、背中を力一杯蹴られたり、教材のリコーダーや、給食のパンや牛乳を、トイレに持っていかれたり…。4~6年生までの3年間、毎日続きました…。その為か、中学生になっても、しばらくの間、学校で笑えなくなったり、今でもそうなのですが、「男性恐怖症」になってしまったり…。

 幸い、私はそういった経験からか、善悪の区別がつき、「自分は人を傷つけまい」と思うようにはなりました。けれど、私のように思えなかった人は、恐らく、堪えきれず自殺してしまうか、不登校になってしまい「引きこもり」になるか、暴力で解決しようとして他人を傷つけてしまうか…。

今、私の同級生や同年代の方々は、殆ど結婚し、小~中学生ぐらいの子供がいる父親や母親になっていると思います。そんな親達の中に、最近よく「子供が何を考えているか、理解出来ない」と悩み苦しんでいる方々も多いと思うのです。そんな時は、自分が子供だった頃の事を、思い出して下さい…。
子供の頃、自分はどうだったのか? 何を考え、どんな夢を抱いていたのか? そうすれば、自ずと子供の気持ちが、少しずつ見えてくるのではないでしょうか…?

2月23日(水)・朝日新聞朝刊から

2005-02-23 16:51:23 | トリビア☆
①カーシェアリングで街づくり ~利用時間に応じ「割り勘」~


共同で車を利用する「カーシェアリング」の営業が、札幌市白石区の本郷商店街を舞台に、3月中旬から始まる。自動車整備業などの須賀原自動車工業(同市西区)が、4ヶ月前の実証実験を経て、道内初の事業化にこぎ着けた。環境問題を考える上で意義のある試みだ。

実験は昨年11月から今月まで経済産業省の補助金1千万円(04年度)を利用して行われた。モニターは65人。このうち、正会員に残る人と新たに正会員を募り、車を置くステーションは3ヶ所で事業を始める。事業会社「ウィンド・カー」(仮称)を設立する。3年後に会員2千人、100ステーションまでしたいと考え。この規模になると事業も黒字化し、一気に普及するとみている。須賀原信宏社長(52)は「札幌市民はいち早くスパイクタイヤをやめるなど先進的。十年後にはかなり増えていると確信する」と話す。
同社は、西区の琴似商店街でもステーション用の駐車場探しと会員の勧誘を始めたいという。

「なんと言っても経済的なのが魅力」
札幌市白石区の本郷商店街で菓子工房を営む小坂弘昭さん(48)は、実験時にケーキの配達に利用した。ネットや電話で予約して、店から2分の駐車場に行き、専用カードをフロントガラス下の読み取り機にかざせばドアのロックが開く。車は使用後、元の場所に戻す。
実験ではモニター会員に、利用時間に応じて試算した「請求書」が送られた。小坂さんの1月の「請求額」は、12回、計15時間半の利用で、1万8500円。1時間1千円の時間料金に、月会費3千円を足した金額だ。
自家用車1台を持つ小坂さんの場合、駐車場代が月に1万円、年間保険料が8万円、2年に一度の車検が13万円。維持費だけで請求額とほぼ同額。ガソリン代や各種税金もかかる。250万円の車の購入費自体も大きい。
須賀原社長は言う。「マイカーは前払い。いったん買ってしまえば利用しないともったいない。カーシェアリングは後払い。利用するともったいない」。前月の請求額を見て、今月は節約を心掛ける。カーシェアリングが二酸化炭素(Co2)排出削減に効果ありと言われるゆえんだ。
須賀原社長は自社の整備事業で、10人に1人のユーザーが、年間走行距離が2500キロに満たないことが気になった。約百万人の運転免許保有者がいる札幌では、10万人がカーシェアリング利用予備軍と推算できる。

札幌での試みは、駅前に車を置く横浜市などと異なり、商店街やその近くに住む人たちが徒歩5分で行ける場所に配慮するのが特徴だ。
本郷商店街振興組合の高山郁雄理事長(53)は「全国的に商店街は元気がない。新しい試みで元気なところを見せ、地域の人とかかわりを増やすことが大切」と話す。「不足がちな駐車場に空きが生まれ、外からのお客様を呼び込める」と具体的な効果も期待する。
札幌も1月末、カーシェアリング特区を内閣官房に申請し、環境整備に乗り出した。無人で車の貸し出しができるよう規制緩和を求めるものだ。市企画課は環境面での効果に加え「利用者個人が自家用車をやめて浮かせたお金を他で使ってくれれば、経済活性化にもつながる」とみる。


※国内外のカーシェアリングの実例

国土交通省所管の財団法人「交通エコロジー・モビリティ財団」が把握しているのは全国で14例あり7例が事業化されている。02年度から横浜市や川崎市で事業化しているCEVシェアリングは、12ステーションに23台を配置し、会員数は550人超という。海外では6万人、約1千ステーションのモビリティ社(スイス)、3万5千人のジップカー社(米)、2万5千人のジップカー社(同)など。


※事業会社 ウィンド・カー(仮称)

住所 札幌市西区八軒1条東4丁目
電話 011-611-0025
HP http://windcar.jp



②ポイ捨て条例8月から施行 ~罰則は10月から~


上田文雄・札幌市長は22日の定例市議会本会議で、昨年12月に議員提案で制定された同市の「たばこの吸い殻及び空き缶等の散乱の防止等に関する条例」(ポイ捨て防止条例)について、8月に施行、10月から罰則適用する方針を示した。山田一仁氏(自民)の代表質問に答えた。
同条例を提案した自民、公明などの会派は、4月施行、10月罰則適用を想定していた。想定より施行が遅れる理由として上田市長は、歩きたばこの禁止やポイ捨てへの過料など、市民の権利への制限を加えることになるため、市民からの意見の公募(パブリックコメント)の手続きが欠かせないことをあげた。
また、公共の場所での喫煙が制限される「喫煙制限区域」や、ポイ捨てや犬のフンの放置に一段重い罰則(過料)が適用される「美化推進重点区域」には、「大通公園、札幌駅前通りというような、札幌の『顔』ともいうべきところが想定される」と述べた。