(「聖句ガイド」より引用)
洪水の後,神は空に虹を架けられました(創世9:12-17参照)。この虹はただ美しい光景であっただけではありません。地は二度と洪水に覆われることがなく,また,主が再び地上に住まわれることになるという,神の約束の象徴でした(ジョセフ・スミス訳創世9:21-25〔『聖句ガイド』内〕参照)
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創世記
9章
1 神はノアとその子らとを祝福して彼らに言われた、「生めよ、ふえよ、地に満ちよ。
2 地のすべての獣、空のすべての鳥、地に這うすべてのもの、海のすべての魚は恐れおののいて、あなたがたの支配に服し、
3 すべて生きて動くものはあなたがたの食物となるであろう。さきに青草をあなたがたに与えたように、わたしはこれらのものを皆あなたがたに与える。
4 しかし肉を、その命である血のままで、食べてはならない。
5 あなたがたの命の血を流すものには、わたしは必ず報復するであろう。いかなる獣にも報復する。兄弟である人にも、わたしは人の命のために、報復するであろう。
6 人の血を流すものは、人に血を流される、神が自分のかたちに人を造られたゆえに。
7 あなたがたは、生めよ、ふえよ、地に群がり、地の上にふえよ」。
8 神はノアおよび共にいる子らに言われた、
9 「わたしはあなたがた及びあなたがたの後の子孫と契約を立てる。
10 またあなたがたと共にいるすべての生き物、あなたがたと共にいる鳥、家畜、地のすべての獣、すなわち、すべて箱舟から出たものは、地のすべての獣にいたるまで、わたしはそれと契約を立てよう。
11 わたしがあなたがたと立てるこの契約により、すべて肉なる者は、もはや洪水によって滅ぼされることはなく、また地を滅ぼす洪水は、再び起らないであろう」。
12 さらに神は言われた、「これはわたしと、あなたがた及びあなたがたと共にいるすべての生き物との間に代々かぎりなく、わたしが立てる契約のしるしである。
13 すなわち、わたしは雲の中に、にじを置く。これがわたしと地との間の契約のしるしとなる。
14 わたしが雲を地の上に起すとき、にじは雲の中に現れる。
15 こうして、わたしは、わたしとあなたがた、及びすべて肉なるあらゆる生き物との間に立てた契約を思いおこすゆえ、水はふたたび、すべて肉なる者を滅ぼす洪水とはならない。
16 にじが雲の中に現れるとき、わたしはこれを見て、神が地上にあるすべて肉なるあらゆる生き物との間に立てた永遠の契約を思いおこすであろう」。
ジョセフ・スミス訳創世9:21-25
( JS創世9:21-25。創世9:16-17と比較
神はエノクとノアへの聖約を思い出させるものとして,天に虹を置かれる。終りの時に,長子の教会の総集いが地上の義人と一つになる。)
21 そして,虹が雲の中に現われる。わたしはそれを見て,あなたの先祖エノクと交した永遠の聖約を思い起すであろう。その聖約は,人々がわたしの戒めをすべて守るとき,シオン,すなわち,わたしがわたし自身のもとに取り上げたエノクの町が,再び地上に降るというものである。
22 わたしの永遠の聖約はこれである。すなわち,あなたの子孫が真理を受け入れて仰ぎ見るとき,シオンは見下し,もろもろの天は歓喜に揺れ,地は喜びに震えるであろう。
23 そして,長子の教会の総集いが天から降って来て,地を所有し,終りが来るまでその場所を得るであろう。これが,わたしがあなたの先祖エノクと交した永遠の聖約である。
24 虹が雲の中に現れるであろう。そしてわたしは,将来地上にあるすべての肉なる生き物のために,あなたと聖約を交わそう。それは,すでにわたしとあなたとの間で交わしたものである。」
25 そして神はノアに言われた。「これが,将来地上にあるすべての肉なるもののために,わたしがわたしとあなたとの間で交わした聖約のしるしである。
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本日もお読みいただいてありがとうございます。
空の虹は、
「地は二度と洪水に覆われることがなく,また,主が再び地上に住まわれることになるという,神の約束の象徴でした」。
空の虹は、2つの意味があるのですね。
良い1日をお祈りします。