「その火を鎮めて」君が言う
『どの火を鎮める』私は思う
いつの頃から私にあるのか
この“魔法の力”
気付いた時には手に入れていた
何度も私を救ってくれた
この“魔法の力”
力なければ苦しんでいた
何度も私を苦しめた
この“魔法の力”
力なければ傷めなかった
こんな私の“こころ”に宿る
この“魔法の力”
力なければ良かったのにと
「“魔法の眼”は“諸刃の剣”」
神様・・・
どうか私の元から“魔法の力”を消して下さい
もう何も見えなくてもかまいません
私に救いも苦しみも与える
この大切な“魔法の眼”
それでも私の魔法を解いて下さい
もう何も見えないほうがいいのです
そうすれば私は何も苦しまないで済むのです
“魔法の眼”を“普通の眼”に戻して下さい