ドクターに言われた“解離”について調べてみた。
と同時にオレがなった病気の詳細も理解できた。
まず退院後にオレがなった病気について、家族等に教わったのは上だったが、実際は下だ。
うちの家族はだれも理解できていなかったということだ(爆)
オレは解離性脳動脈瘤破裂でくも膜下出血を発症したわけだ。
幸い出血量も少なかったので死ななかったということ。
で、行った手術はこれだ。
カテーテルでコイルを破裂した瘤に埋める手術、いわゆるコイル塞栓術という手術。
今までは最初の図でいう上でだと思っていたが違う。
で、この図を見るとわかるが、コイルの下に血管がある。
この血管が後下小脳動脈といい、小脳につながっている。が、オレは図のような手術を行ったので右側の小脳壊死している。いわゆる小脳梗塞というやつ。だから今でも右の小脳に血液は流れていない。
で・・・
今回、オレの脳内で起こったこと。
ドクターが「解離したかもしれないな」と。
「幸い、出血はしていない。解離して2週間くらいのところが一番危ないけど、話からするとそれが起こってから1か月~2か月近く経っているから出血することはないと思う。。。」みたい(笑)
倒れた時に起こったことは右の図。
今回起こったのは真ん中の図。
解離した部分に血が入り込んだが内側に膨らみ血流を悪くした。
塞がってはいなかったから脳梗塞は起こしていないが、血流を悪くしたためめまいやふわふわ感が起こったということ。
で・・・
今日の撮影の結果、血流は戻りつつある。つまり塞がることなく、再び血液が正常に流れつつあるということ。
しかし、血流を悪くした血栓が残っているといけないので血液サラサラの薬を服用する。
で・・
こう書いてあった。
解離性脳動脈瘤は、解離した部分が破裂するとくも膜下出血になりますが、動脈壁の剥がれた部分から分枝する血管が閉塞する、解離した血管自体が閉塞する、解離した部分についた血栓が遠位部に流れていくことなどによっては脳梗塞を生じます。通常、動脈に解離を生じた時点で、頭痛が生じることが多いのですが、頭痛の性状からは、偏頭痛や後頭神経痛、筋緊張性頭痛と区別することは不可能な場合が殆どです。解離性脳動脈瘤は、頸椎からうなじの部分を通って脳幹に至る椎骨動脈に発生することが非常に多く(80-90%)、この場合は、うなじの部分から後頭部にかけての比較的強い痛みを生じます。くも膜下出血や脳梗塞になるケースは、痛みが発生してから数日以内に発症することが大半ですが、痛みと共に動脈瘤が発生し、無症状で終始する場合もあります。
まさしく、オレは後頭神経痛だと思っていたからね(笑)
で・・・
さらにこう書いてあった。
痛みが発生した時点で医療機関を受診し、MRAなどの検査を受ければ診断がつく例が多いですが、医療機関を受診しない人の中にもかなり発生していると考えられ、実際の頻度は不明です。剖検例での検索で小さな動脈解離まで含めると実に、一般成人人口の約10%に椎骨動脈解離を生じて治癒した痕を認めるというデータもあります。発生してから、内膜によって解離した部分が修復され安全な状態になるまでの期間は大多数の動脈解離において、おそよ2ヶ月と考えています。くも膜下出血の原因としては、約3%をしめており、年間発生率は 1-2人/ 人口30万人ぐらいの頻度です。これは、動脈解離の発生約300-600人に一人がくも膜下出血を生じる計算になります。脳梗塞の頻度は、よくわかっていませんが、おそらくくも膜下出血より多いと考えられています。解離性脳動脈瘤は、基本的に動脈硬化とは関係がなく、40代を中心とし、 20-60才代に発症することが多い病態です。
ということだ。
約2か月で解離した血管は修復され、安全な状態に戻るらしい。。。
とりあえず、それまで飲酒は控えよう(笑)
で・・・
また来月MRI撮影をする。
1か月の経過観察期間だな(笑)
で・・・
ドクターから注意されている寒暖差について調べてみると。。。
温度差対策として
・目安として10度以上の温度差に注意する
・高齢者・高血圧の方は1番風呂を避ける
・浴室、脱衣所は暖まってから入る
・湯舟に急に入らずに「かけ湯」「半身浴」を組み合わせて徐々に暖めるようにする
・浴槽のふたを開けたり、シャワーで給湯するなどの工夫で浴室の温度を上昇させる
・浴槽のお湯の温度は熱すぎないように、41度以下にする
・冬場など外出する時は、しっかりと暖かい服装をする
ということ。。。
まぁ、この間は車こすったし、へこたれること多いけど、へこたれても仕方ないので。。。(笑)
とはいえ、ショックだな。。。