8月11日に行われた、声楽勉強会「フルールの会」。
ソプラノ住吉和子さんの門下生の声楽勉強会です。
今年で11回目、ちょうど10年間この会の伴奏をしてきました。
今年の出演者は音大受験生、キャリアウーマン、目の不自由な方、自閉症の方など。
年齢は10代から80代まで様々な人生を生きてきた方々が歌います。
自閉症の方のハバネラにはブラボーがかかりました。
そんな中、今年は私自身が無謀?なチャレンジをしました。
リハから6時間労働のあと、ソロ2曲、しかもピアソラの「アレグロ・タンガービレ」を弾くことにしたのです。
この曲は1曲で凄いエネルギーを使いきります。
一曲目、あなたに♪を弾いたとき、妙に自分の中心が深くなっていき、何かが変化しました。
そして2曲目。やれました。
10年間で一番体力がありました。チャレンジしようとする心が活力になった気がします。
演奏後は、口も聞けぬほど脳が疲れましたが、
不思議なことに、翌日、新しい気力、体力が生まれていました。世界が変わったような・・
フルールの会は、毎年様々な人生を歌で感じさせてもらえます。
私もまだまだ何かお役に立てることがあるはず。そんな励みを頂いてます。