9月22日、<プラハの春>国際音楽コンクール優勝のイタリアの弦楽クァルテット「プロメレオ」と、
ピアニスト黒田亜樹さんのコンサートを聴いてきました。
前評判以上に素晴らしい演奏でした。
曲の細部まで響きやニュアンスの質が高く芳醇で、美しい芸術でした。
こんなクァルテットは聴いたことがない、というくらい。
イタリアと言えば、オペラ。
代表する作曲家はプッチーニとベルディ。
私も今ちょうど伴奏の練習をしている作曲家ですが、
この二人が弦楽四重奏の曲を書いていたなんて知りませんでした。
プッチーニは、オペラと同じく東洋的な音の創りでしたが、
ベルディはバッハ的で全く違う色彩で意外でした。
そして、黒田亜樹さんとのコラボは、ショスタコーヴィチの「ピアノ五重奏」。
亜樹さんのピアノはいろんな色彩の音がして、
弦楽の音と様々にアクティブに会話してるように聞こえました。アメイジング!
日本でも現代音楽のピアニストとして実力を発揮していた黒田亜樹さん。
そこから一気にイタリアに渡って、さらに家庭を持ってイタリアでも活躍して、、、
本当にエネルギッシュで才能溢れる彼女です。
今、さらに才能を開花させている気がしました。
彼らの演奏を聴いていたら、イタリアに、ちょっとだけでも住みたくなりました。
紹介記事はこちらhttp://ebravo.jp/archives/12780