2月2日は、5年に渡る改修工事が終わりリニューアルした、旧奏楽堂で演奏しました。
ソプラノ葛西みな子さんの伴奏です。
山田耕作編曲の「さくらさくら」を、130年ほど前に山田耕作も立った同じ舞台で演奏できて嬉しかったです。
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滝廉太郎もここで演奏したことを想像すると、やはり奏楽堂には、西洋音楽に挑んだ先人への敬意と歴史的ロマンを感じます。
滝廉太郎の銅像もリアルに感じました。
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改修箇所をレポートすると、客席の椅子が新しくなり、トイレは完全リニューアル。楽屋にもトイレが設置され使いやすくなっていました。
また、冷暖房のないエントランスには外気対策が設置されていました。
奏楽堂は重要文化財ですので、建物の大枠は変えられないので、改修は耐震補強やパイプオルガンの修復がメインのようです。
ホールにはいくつもの補強の梁が、景観を損ねないように見事に入っていました。
いつまでも大切に保存したい音楽遺産ですね。