後藤さんのニュースで ふと思い出す。
ロード・オブ・ウォーといいます。映画です。
戦争への道、ではなく、戦争の神様。
戦争、テロリスト。武器、となると
善悪や感情だけで 判断しがちだけど
ビジネス、仕事として
戦争をタンタンと進めてる人間っていうのも
裏には確実にいるんですよね。
その為に根が深いんだと気付かせてもらった映画なんです。
天才的な武器商人が富を得て行く話です。
シニカルで コミカルな サクセスストーリーっとも言えます。
ニコラスケイジ主演のハリウッド映画です。
ウッディアレン的ですらあります。
有名なのでしょうね、実は。
わたしほんと 知らなかった。
主人公の成長と
戦争が武器産業に成長していく歴史の
リンクのさせ方、語り口。洗練されてます。
…まねしてみたい。。。(どうやって?)
テンポもストーリーも無駄が無く
洒脱な感じに圧倒されました。
お金の為に、武器を売る事をやめられない
やめたくないという本音って、確実にあるって
観ているうちに分かりはじめます。
戦争は、商売。
説教臭さは まったくないんです。
そこには事実があるだけです。
戦争の神様って誰なのか?
主人公の男の事か?
違うんです。
その上にボスがいると この映画は最後に言います。
戦争の本当の神様は…最大の武器商人は
国連の常任理事国、そしてアメリカの大統領だと名指しし
彼らが実は開発 輸出してる
という事実だけ、ポン!とつきつけて終わるんです
この映画を公開できるアメリカも すごいと思いましたけど。
LORD OF WAR - Intro (The Life Of A Bullet) [HD]
これはオープニングタイトルです。
メッセージが凝縮されています。
音楽もいい。
わたしこれ観て涙が出た。
一瞬で引き込まれた。
PCの画面だと、この気分は…つたわりにくいんだろうか。。。
普段リビングにいては気付かない事を
気付かせてくれる
こんなメッセージを発信している表現者
最前線で、ペン一つで戦う記者の方に 敬意を評する事しか出来ません。