野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

紫がかったピンクの花がたくさん咲くバラ「乙女心」(春薔薇シリーズ 21-084)

2021年06月11日 10時56分13秒 | 

紫がかったピンクの花がたくさん咲くバラ「乙女心」。丸弁平咲きの中輪が集まって咲く。安田祐司氏の作出によるバラで、名前は少し気恥しいが、可憐なバラである。

(2021年春 横浜市)

■2021年春薔薇シリーズ

「桜貝」(春薔薇シリーズ 21-001)
「しののめ」(春薔薇シリーズ 21-002)
「桃香」(春薔薇シリーズ 21-003)
「ラ・ペルラ」(春薔薇シリーズ 21-004)
「アルテミス」(春薔薇シリーズ 21-005)
「オーキッド・ロマンス」(春薔薇シリーズ 21-006)
「アストリッド・グレーフィン・フォン・ハルデンベルク」(春薔薇シリーズ 21-007)
「ラ・パリジェンヌ」(春薔薇シリーズ 21-008)
「よろこび」(春薔薇シリーズ 21-009)
「モーニング・ミスト」(春薔薇シリーズ 21-010)
「アンゲリカ」(春薔薇シリーズ 21-011)
「ローズ・ポンパドゥール」(春薔薇シリーズ 21-012)
「空蝉」(春薔薇シリーズ 21-013)
「ラベンダードリーム」(春薔薇シリーズ 21-014)
「ほの花菜」(春薔薇シリーズ 21-015)
「カフェラテ」(春薔薇シリーズ 21-016)
「シンコ・デ・マヨ」(春薔薇シリーズ 21-017)
「ジャック・カルティエ」(春薔薇シリーズ 21-018)
「トム・ブラウン」(春薔薇シリーズ 21-019)
「チャイコフスキー」(春薔薇シリーズ 21-020)
「ニュージーランド」(春薔薇シリーズ 21-021)
「ジュード・ジ・オブスキュア」(春薔薇シリーズ 21-022)
「火影」(春薔薇シリーズ 21-023)
「ティー・クリッパー」(春薔薇シリーズ 21-024)
「エスカペード」(春薔薇シリーズ 21-025)
「カフェ」(春薔薇シリーズ 21-026)
「センチメンタル・ハーニー」(春薔薇シリーズ 21-027)
「クランベリー・ソース」(春薔薇シリーズ 21-028)
「シエスタ」(春薔薇シリーズ 21-029)
「志野」(春薔薇シリーズ 21-030)
「オンディーナ」(春薔薇シリーズ 21-031)
「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」(春薔薇シリーズ 21-032)
「ブルー・キュリオーサ」(春薔薇シリーズ 21-033)
「ファーストブラッシュ」(春薔薇シリーズ 21-034)
「ハニー・ディジョン」(春薔薇シリーズ 21-035)
「フェルディナン・ピシャール」(春薔薇シリーズ 21-036)
「マイチョイス」(春薔薇シリーズ 21-037)
「ウィンチェスター・キャシドラル」(春薔薇シリーズ 21-038)
「グラミス・キャッスル」(春薔薇シリーズ 21-039)
「クロード・ブラスール」(春薔薇シリーズ 21-040)
「リブロ」(春薔薇シリーズ 21-041)
「モーニング・ミスト」(春薔薇シリーズ 21-042)
「ディスタント・ドラムス」(春薔薇シリーズ 21-043)
「リメンバーミー」(春薔薇シリーズ 21-044)
「ジェントル・ハーマイオニー」(春薔薇シリーズ 21-045)
「ヘアルーム」(春薔薇シリーズ 21-046)
「ライラックローズ」(春薔薇シリーズ 21-047)
「レディ・オブ・メギンチ」(春薔薇シリーズ 21-048)
「ニュー・ウェーブ」(春薔薇シリーズ 21-049)
「マイチョイス」(春薔薇シリーズ 21-050)
「さらさ」(春薔薇シリーズ 21-051)
「アシュラ」(春薔薇シリーズ 21-052)
「ミラ・マーレ」(春薔薇シリーズ 21-053)
「ホワイト・ノックアウト」(春薔薇シリーズ 21-054)
「コンフィデンス」(春薔薇シリーズ 21-055)
「ストロベリーアイス」(春薔薇シリーズ 21-056)
「ブルーライト」(春薔薇シリーズ 21-057)
「コテージ・ローズ」(春薔薇シリーズ 21-058)
「つる・たそがれ」(春薔薇シリーズ 21-059)
「パーマネントウェーブ」(春薔薇シリーズ 21-060)
「白秋」(春薔薇シリーズ 21-061)
「エブリン」(春薔薇シリーズ 21-062)
「ハリー・エドランド」(春薔薇シリーズ 21-063)
「メアリーローズ」(春薔薇シリーズ 21-064)
「ルミナス・ピラー」(春薔薇シリーズ 21-065)
「ブリッジ・オブ・サイ」(春薔薇シリーズ 21-066)
「プレジデント・ハーバート・フーバー」(春薔薇シリーズ 21-067)
「クリア・ムーン」(春薔薇シリーズ 21-068)
「フェルゼン伯爵」(春薔薇シリーズ 21-069)
「ベラドンナ」(春薔薇シリーズ 21-070)
「イン・ア・センチメンタル・ムード」(春薔薇シリーズ 21-071)
「ストロベリー・ヒル」(春薔薇シリーズ 21-072)
「ジュリア」(春薔薇シリーズ 21-073)
「レディ・ラック」(春薔薇シリーズ 21-074)
「ロマンティック・ジュリア」(春薔薇シリーズ 21-075)
「タッチ・オブ・ヴィーナス」(春薔薇シリーズ 21-076)
「禅」(春薔薇シリーズ 21-077)
「羽衣」(春薔薇シリーズ 21-078)
「コッペリア」(春薔薇シリーズ 21-079)
「ラフィーネ」(春薔薇シリーズ 21-080)
「ファーストキス」(春薔薇シリーズ 21-081)
「ラブ・ソング」(春薔薇シリーズ 21-082)
「オジアーナ」(春薔薇シリーズ 21-083)

■2020年の春バラシリーズ 
全体のリストはこちらをご覧ください

■2020年の秋バラシリーズ
秋バラシリーズ20-001から20-050まではこちらをごらんください。

秋バラシリーズ20-051から20-160まではこちらをごらんください。

バラ「乙女心」

安田 祐司 氏作出の新花で、小さめの紫の花が大きな房になって株一面を覆い、非常に見事。同じく小さめの、深緑の葉との調和も美しい。花名にふさわしい澄んだ紫と可憐な佇まいはまさに、在りし日の思い出のようです。うっとりするような香りも嬉しく、樹は半横張りに形良くまとまります。花付きが良いだけに少し倒れ込みやすいので、必要に応じて支柱などで保護をしてください。2010年度 JRC新品種コンテンスト 入賞花 「銀賞」。

品種名 乙女心
ローマ字 Otomegokoro
系統 フロリバンダ (F)
咲き方 四季咲き
香り 強香
花径 5㎝
樹高 0.8m
樹形図 1c番 半横張り
作出年 2010年
作出国 日本
作出者 安田 祐司


わずかに黄色を帯びた白いラン「シンビジウム・スリーピング・ビューティ」(蘭シリーズ 21-025)

2021年06月11日 10時53分17秒 | 

わずかに黄色を帯びた白いラン「シンビジウム・スリーピング・ビューティ」。Cym. Sussex DawnとCym. Durham Castleを交配させてBryant/Gillsonによって作出された品種。

(2021年初夏 東京都 神代植物公園) 

■2021年の蘭シリーズ
「リンコレリオカトレア・パストラル ‘イノセンス’」(蘭シリーズ 21-001)
「ビショパラ・コーラルサンセット・ハワイ」(蘭シリーズ 21-002)
「カトレア・スマイル・アゲイン・アロマティカ」(蘭シリーズ 21-003)
「レリア・ゴールディアナ」(蘭シリーズ 21-004)
「カトレア・ジェンマニー」(蘭シリーズ 21-005)
「リンコレリオカトレア・マルワース 'オーキッドグレード'」(蘭シリーズ 21-006)
「バンドフィネチア・パット・アルカリ」(蘭シリーズ 21-007)
「アスコケンダ 'メダ・アーノルド'」(蘭シリーズ 21-008)
「パフィオペディルム(ウェンドバウアーwc x ギタナ 'ウィンストン・チャーチル')」(蘭シリーズ 21-009)
「パフィオペディラム・ハッサリー'セント・マリー'」(蘭シリーズ 21-010)
「マスデバリア」(蘭シリーズ 21-011)
「マスデバリア・マーガレット」(蘭シリーズ 21-012)
「ジゴパブスティア・マーレ・アン」(蘭シリーズ 21-013)
「ミルトニア・ストーム 'ラ・チュイルリー'」(蘭シリーズ 21-014)
「ワルセウィツェラ・メリオン」(蘭シリーズ 21-015)
「ブルボフィルム・メドゥサエ」(蘭シリーズ 21-016)
「リンコレリオカトレア・スプリング・ドーン 'トップ・ロウ'」(蘭シリーズ 21-017)
「リンコレリオカトレア・カリフォルニア・ガール 'オーキッド・ライブラリー'」(蘭シリーズ 21-018)
「デンドロビウム・ファレノプシス・'ピロー・ピンク'」(蘭シリーズ 21-019)
「レリア・ルベスケンス」(蘭シリーズ 21-020)
「マキシラリア・トリロリス 'ジュリー'」(蘭シリーズ 21-021)
「デンドロビウム・アサヒ x コンパクトゥム」(蘭シリーズ 21-022)
「オンシジウム・オルニソリンクム」(蘭シリーズ 21-023)
「デンドロビウム 'ヒカム・デブ' × 'アサヒ'」(蘭シリーズ 21-024)

ラン「シンビジウム・スリーピング・ビューティ」

Orchid Hybrid: Cymbidium Sleeping Beauty
(This name is currently accepted by the RHS.)
Cymbidium Sleeping Beauty is an orchid hybrid originated by Bryant/Gillson in 1970. It is a cross of Cym. Sussex Dawn x Cym. Durham Castle.
GenusCymbidium (Cym.)
GrexSleeping Beauty
ParentsCym. Sussex Dawn x Cym. Durham Castle
RegistrantA.R.Bryant
OriginatorBryant/Gillson
Year1970
Species Composition +  +  + 
Cym. insigne (41%) + Cym. lowianum (24%) + Cym. eburneum (9%) + Cym. hookerianum (9%)

 


日本の野生の蘭として代表的な「セッコク」(高尾の花 21-56)

2021年06月11日 07時07分34秒 | 

日本の野生の蘭として代表的な「セッコク」。デンドロビウム属の蘭である。高尾山はセッコクでも有名で、初夏になると高尾山にセッコクをみにゆきたくなる。

(2021年初夏 高尾山)

 

■高尾の花

「カタクリ」(高尾の花 21-01)
「雪割草」(高尾の花 21-02)
「リュウキンカ」(高尾の花 21-03)
「ショウジョウバカマ」(高尾の花 21-04)
「キクザキイチゲ」(高尾の花 21-05)
「タツタソウ」(高尾の花 21-06)
「キバナセツブンソウ」(高尾の花 21-06)
「ハナネコノメ」(高尾の花 21-07)
「ヨゴレネコノメ」(高尾の花 21-08)
「ムラサキケマン」(高尾の花 21-09)
「アミガサユリ」(高尾の花 21-10)
「ミヤマカタバミ」(高尾の花 21-11)
「タカオスミレ」(高尾の花 21-12)
「ヒトリシズカ」(高尾の花 21-13)
「ナガバノスミレサイシン」(高尾の花 21-14)
「イカリソウ」(高尾の花 21-15)
「セントウソウ」(高尾の花 21-16)
「マルバコンロンソウ」(高尾の花 21-17)
「ニリンソウ」(高尾の花 21-18)
「アマナ」(高尾の花 21-19)
「ヒメリュウキンカ」(高尾の花 21-20)
「ユリワサビ」(高尾の花 21-21)
「キケマン」(高尾の花 21-22)
「ジュウニヒトエ」(高尾の花 21-23)
「トキワイカリソウ」(高尾の花 21-24)
「マルバスミレ」(高尾の花 21-25)
「アカフタチツボスミレ」(高尾の花 21-26)
「ヤブニンジン」(高尾の花 21-27)
「ミミガタテンナンショウ」(高尾の花 21-28)
「クサノオウ」(高尾の花 21-29)
「ヤマエンゴサク」(高尾の花 21-30)
「オドリコソウ」(高尾の花 21-31)
「エイザンスミレ」(高尾の花 21-32)
「ネコノメソウ」(高尾の花 21-33)
「シロヤブケマン」(高尾の花 21-34)
「セリバヒエンソウ」(高尾の花 21-35)
「ツルカノコソウ」(高尾の花 21-36)
「シラユキゲシ」(高尾の花 21-37)
「エビネ」(高尾の花 21-38)
「クワガタソウ」(高尾の花 21-39)
「ヤマブキソウ」(高尾の花 21-40)
「ウワミズザクラ」(高尾の花 21-41)
「カキドオシ」(高尾の花 21-42)
「クマガイソウ」(高尾の花 21-43)
「ウラシマソウ」(高尾の花 21-44)
「タンチョウソウ」(高尾の花 21-45)
「シラネアオイ」(高尾の花 21-46)
「キンラン」(高尾の花 21-47)
「ホタルカズラ」(高尾の花 21-48)
「チゴユリ」(高尾の花 21-49)
「ユキモチソウ」(高尾の花 21-50)
「黄花カタクリ」(高尾の花 21-51)
「イチリンソウ」(高尾の花 21-52)
「ラショウモンカズラ」(高尾の花 21-53)
「グミ」(高尾の花 21-54)
「バイカカラマツ」(高尾の花 21-55)

「セッコク」

セッコクの基本情報
学名:Dendrobium moniliforme

和名:セッコク(石斛)  その他の名前:セキコク、長生蘭(ちょうせいらん)
科名 / 属名:ラン科 / セッコク属(デンドロビウム属)
特徴
セッコクは、東北地方南部以南の山地や岩場に見られる小型の着生ランです。デンドロビウムの仲間で、主に針葉樹林や常緑広葉樹林に見られます。
節のある細い棒のようなバルブを何本も束ね、細い根でしっかりと木や岩に着生し、晩春から初夏に白や淡い桃色の花を咲かせます。花後に新芽を伸ばして、つやのある葉を広げながら、新しいバルブが伸びていきます。冬前には葉が落ちて、バルブの状態で冬を越します。このバルブに翌年花が咲きます。
花にはほのかに香りがあり、四季を彩る野生ランとして多く販売され、人気があります。古くから多くの斑入りや花変わりなどが選別され、「長生蘭」の名で古典園芸植物として親しまれています。

基本データ
園芸分類 山野草,ラン
形態 多年草 原産地 東北地方南部~琉球諸島、朝鮮半島、中国
草丈/樹高 5~25cm 開花期 5月~6月上旬
花色 白、ピンク 栽培難易度(1~5) 
耐寒性 普通 耐暑性 普通
特性・用途 落葉性,香りがある

 


クリーム色の優し気なバラ「オジアーナ」(春薔薇シリーズ 21-083)

2021年06月11日 07時06分49秒 | 

クリーム色の優し気なバラ「オジアーナ」。半剣弁高芯咲きのどっしりとした大輪の花が咲く。オシアナは一七世紀に構想されたユートピアの名前だが……。

(2021年春 平塚市)

 

■2021年春薔薇シリーズ

「桜貝」(春薔薇シリーズ 21-001)
「しののめ」(春薔薇シリーズ 21-002)
「桃香」(春薔薇シリーズ 21-003)
「ラ・ペルラ」(春薔薇シリーズ 21-004)
「アルテミス」(春薔薇シリーズ 21-005)
「オーキッド・ロマンス」(春薔薇シリーズ 21-006)
「アストリッド・グレーフィン・フォン・ハルデンベルク」(春薔薇シリーズ 21-007)
「ラ・パリジェンヌ」(春薔薇シリーズ 21-008)
「よろこび」(春薔薇シリーズ 21-009)
「モーニング・ミスト」(春薔薇シリーズ 21-010)
「アンゲリカ」(春薔薇シリーズ 21-011)
「ローズ・ポンパドゥール」(春薔薇シリーズ 21-012)
「空蝉」(春薔薇シリーズ 21-013)
「ラベンダードリーム」(春薔薇シリーズ 21-014)
「ほの花菜」(春薔薇シリーズ 21-015)
「カフェラテ」(春薔薇シリーズ 21-016)
「シンコ・デ・マヨ」(春薔薇シリーズ 21-017)
「ジャック・カルティエ」(春薔薇シリーズ 21-018)
「トム・ブラウン」(春薔薇シリーズ 21-019)
「チャイコフスキー」(春薔薇シリーズ 21-020)
「ニュージーランド」(春薔薇シリーズ 21-021)
「ジュード・ジ・オブスキュア」(春薔薇シリーズ 21-022)
「火影」(春薔薇シリーズ 21-023)
「ティー・クリッパー」(春薔薇シリーズ 21-024)
「エスカペード」(春薔薇シリーズ 21-025)
「カフェ」(春薔薇シリーズ 21-026)
「センチメンタル・ハーニー」(春薔薇シリーズ 21-027)
「クランベリー・ソース」(春薔薇シリーズ 21-028)
「シエスタ」(春薔薇シリーズ 21-029)
「志野」(春薔薇シリーズ 21-030)
「オンディーナ」(春薔薇シリーズ 21-031)
「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」(春薔薇シリーズ 21-032)
「ブルー・キュリオーサ」(春薔薇シリーズ 21-033)
「ファーストブラッシュ」(春薔薇シリーズ 21-034)
「ハニー・ディジョン」(春薔薇シリーズ 21-035)
「フェルディナン・ピシャール」(春薔薇シリーズ 21-036)
「マイチョイス」(春薔薇シリーズ 21-037)
「ウィンチェスター・キャシドラル」(春薔薇シリーズ 21-038)
「グラミス・キャッスル」(春薔薇シリーズ 21-039)
「クロード・ブラスール」(春薔薇シリーズ 21-040)
「リブロ」(春薔薇シリーズ 21-041)
「モーニング・ミスト」(春薔薇シリーズ 21-042)
「ディスタント・ドラムス」(春薔薇シリーズ 21-043)
「リメンバーミー」(春薔薇シリーズ 21-044)
「ジェントル・ハーマイオニー」(春薔薇シリーズ 21-045)
「ヘアルーム」(春薔薇シリーズ 21-046)
「ライラックローズ」(春薔薇シリーズ 21-047)
「レディ・オブ・メギンチ」(春薔薇シリーズ 21-048)
「ニュー・ウェーブ」(春薔薇シリーズ 21-049)
「マイチョイス」(春薔薇シリーズ 21-050)
「さらさ」(春薔薇シリーズ 21-051)
「アシュラ」(春薔薇シリーズ 21-052)
「ミラ・マーレ」(春薔薇シリーズ 21-053)
「ホワイト・ノックアウト」(春薔薇シリーズ 21-054)
「コンフィデンス」(春薔薇シリーズ 21-055)
「ストロベリーアイス」(春薔薇シリーズ 21-056)
「ブルーライト」(春薔薇シリーズ 21-057)
「コテージ・ローズ」(春薔薇シリーズ 21-058)
「つる・たそがれ」(春薔薇シリーズ 21-059)
「パーマネントウェーブ」(春薔薇シリーズ 21-060)
「白秋」(春薔薇シリーズ 21-061)
「エブリン」(春薔薇シリーズ 21-062)
「ハリー・エドランド」(春薔薇シリーズ 21-063)
「メアリーローズ」(春薔薇シリーズ 21-064)
「ルミナス・ピラー」(春薔薇シリーズ 21-065)
「ブリッジ・オブ・サイ」(春薔薇シリーズ 21-066)
「プレジデント・ハーバート・フーバー」(春薔薇シリーズ 21-067)
「クリア・ムーン」(春薔薇シリーズ 21-068)
「フェルゼン伯爵」(春薔薇シリーズ 21-069)
「ベラドンナ」(春薔薇シリーズ 21-070)
「イン・ア・センチメンタル・ムード」(春薔薇シリーズ 21-071)
「ストロベリー・ヒル」(春薔薇シリーズ 21-072)
「ジュリア」(春薔薇シリーズ 21-073)
「レディ・ラック」(春薔薇シリーズ 21-074)
「ロマンティック・ジュリア」(春薔薇シリーズ 21-075)
「タッチ・オブ・ヴィーナス」(春薔薇シリーズ 21-076)
「禅」(春薔薇シリーズ 21-077)
「羽衣」(春薔薇シリーズ 21-078)
「コッペリア」(春薔薇シリーズ 21-079)
「ラフィーネ」(春薔薇シリーズ 21-080)
「ファーストキス」(春薔薇シリーズ 21-081)
「ラブ・ソング」(春薔薇シリーズ 21-082)

■2020年の春バラシリーズ 
全体のリストはこちらをご覧ください

■2020年の秋バラシリーズ
秋バラシリーズ20-001から20-050まではこちらをごらんください。

秋バラシリーズ20-051から20-160まではこちらをごらんください。

バラ「オジアーナ」

品種名 オジアーナ      Osiana
作出  1988年 ドイツ Hans Jurgen Evers
系統  HT ハイブリットティ
交配  実生 × 実生
花色  クリーム
花形  半剣弁高芯咲き
花径  大輪
芳香  超微香  ★☆☆☆☆
開花  四季咲き ★★★★☆
樹高  1.6m


赤い五弁の小さな花が集まって咲く「セイヨウノコギリソウ」(夏の花 21-010)

2021年06月11日 07時03分33秒 | 

赤い五弁の小さな花が集まって咲く「セイヨウノコギリソウ」。葉の形がノコギリを思わせることから名づけられた。根から出る分泌液が薬用になり、アキレウスが治療に使ったというのでアキリアという別名がある。ネアンデルタール人の墓から花粉がでるという有史以来の花である。

(2021年初夏 川崎市)

■夏の花シリーズ

「アカンサス」(夏の花 21-001)
「タチアオイ」(夏の花 21-002)
「コバンソウ」(夏の花 21-003)
「エノテラ ‘アフリカンサン’」(夏の花 21-004)
「ヒメコバンソウ」(夏の花 21-005)
「ムシトリナデシコ」(夏の花 21-006)
「ゼニアオイ」(夏の花 21-007)
「ナンテン」(夏の花 21-008)
「ハクチョウソウ」(夏の花 21-009)

「セイヨウノコギリソウ」

セイヨウノコギリソウ(西洋鋸草、学名:Achillea millefolium L.)は、ヨーロッパ原産のキク科ノコギリソウ属に分類される多年草の1種。英名はヤロウ (yarrow) 。

特徴
ヨーロッパ原産。空地、道端、野原などに自生しているのが見かけられる。花期は7-9月頃で、灰色がかった白色、または薄ピンクの小さな花が固まって咲く。草丈は20cmから70cm程度。草は直立し木質のように硬い。葉は細かい羽状複葉で、ノコギリのように見える。そのためミルフォイル (millfoil)、サウザンド・ウィード(Thousand weed「たくさんのギザギザのある葉を持つ草」)の名前でも呼ばれることがある。株分けで容易に栽培でき、土質も選ばず根が広がるため、庭に生えると増えすぎて困るほどである。ヤローという英名は、アングロ・サクソン名"gearwe"、オランダ語"yerw"の訛りである。アメリカ、ニュージーランド、オーストラリアに帰化している。繁殖力が強く、本州と北海道の一部で野生化している。その生命力の強さは、堆肥用の生ゴミに一枚の葉を入れるだけで急速にゴミを分解していく。また、根から出る分泌液は、そばに生えている植物の病気を治し害虫から守る力があり、コンパニオンプランツのひとつといわれている。 紅色や深紅色の園芸品種があり、「アカバナセイヨウノコギリソウ」の名で流通している。また、同じ仲間で草丈1メートルに育ち、黄色の花をつけるイエローヤロウ(キバナノコギリソウ)、草丈20センチで黄色の花をつけるウーリーヤロウ(ヒメノコギリソウ)がある。

歴史
先史時代から薬草として知られていた。ネアンデルタール人の墓地のあるシャニダール洞窟からセイヨウノコギリソウの花粉が大量に発見されている。

「兵士の傷薬」という古い呼び名がある。属名であるアキレア(Achillea)は、古代ギリシャの英雄アキレスに由来し、アキレスがミュシア王テレフォスの傷を治すのに利用したという。

薬草学の父と呼ばれるペダニウス・ディオスコリデスも薬効を説いている。

イギリスではサクソン人が、5世紀頃から薬草として栽培していた。家で育てたものを乾燥させ、家族のために火傷や切り傷に効く軟膏を作っていた。古くはアイルランドのドルイドが、この草の茎を使って天候を占っていた。また、中世では、悪魔を遠ざける強い魔力があると信じられ、結婚式の花束に盛り込まれた。イギリスでは恋占いにも使われ、アメリカに渡った開拓者たちもこれを栽培し、外傷薬として用いた。19世紀には、乾燥させた葉をタバコの代用として用いていた。日本には1887年(明治20年)に渡来した。