野の花 庭の花

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立ち上がった金色の花という名前のリュウキンカ

2019年05月13日 10時18分35秒 | 
立ち上がった金の花(立金花)という名前にふさわしい立派な花リュウキンカ。
キンポウゲ科の花の雰囲気がにじみ出ている。
果実の形なども。公園の湿生植物園で撮影。
(2019-05 神奈川県川崎市 東高根森林公園)






リュウキンカ
リュウキンカ(立金花、学名:Caltha palustris var. nipponica)は、キンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。


特徴
根出葉は長い葉柄をもって束生し、葉身は心円形から腎円形で、長さ、幅とも3-10cmになり、縁には低い鈍鋸歯を持つ。茎は直立し、花茎の高さは15-50cmになる。茎は中空で、茎葉は茎の上部につき、根出葉に似るが小型になる。

花期は5-7月。茎の先端および葉腋から長い花柄を伸ばし、径2.5-3cmの黄色い花をつける。花弁はなく、花弁に見えるのは萼片で、ふつう5枚、ときに6-7枚ある。雄蕊は多数あり、雌蕊は4-12個ある。果実は袋果となり、長さ1cmになる。根は白色でヒゲ状になる。

茎が直立し、黄金色の花をつけることから立金花と呼称されるようになった。属の学名となっているCalthaはラテン語で「強い匂いのある黄色い花」という意味を持つ。

分布と生育環境
日本では、本州、九州に分布し、アジアでは朝鮮や中国に分布する。水辺や湿地などに生育し、ミズバショウの群生地で見られることもある。


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