昨日から、京都府神社庁(正式には伊勢神宮崇敬会京都支部の主催)の神宮初参りの旅行に参加しました。
初日は、美山を7時に出発。我が神社から6名が参加しました。
草津で、京都府(丹後を除く)のバス5台が集結。一路伊勢を目指して出発しました。
二見シーパラダイスで昼食。二見興玉神社に徒歩で参拝。自由行動なので、個人での参拝でした。
この時の風もかなり冷たくて強い風でした。
外宮では、新しくなった神殿に参拝。その後は立ち入る事の出来ない旧神殿を見て回り、新旧の神殿の歴史を感じました。
一度作ったら、修復はしないといった感じで、傷みの酷い所などはそのままの状態となっていました。
それから、内宮へと向かい、まずは神宮神楽の舞と雅楽を鑑賞しました。
私自身も雅楽会の一人として興味を持って聞きましたが、その上手さは凄いです。
流々と妙なる調べが耳に心地よく響きます。
不思議と舞よりも、雅楽の調べに聞き入っていました。
神殿に参拝し、その後は宿舎へと向かいました。
宿舎は賢島の宝生苑で、丹後の氏子さんも合流し、総勢500名余の宿泊です。
その宴会が凄かった。ホテルの大広間に500人分の御膳が、所狭しと並べられ、事前に配布された席に着くようにと指示されたにも関わらず、迷う人が続出。
開始までに20分近くウロウロとされていました。指定されていない所にグループで陣取った人たちもいて混乱に拍車をかけた様でした。
開式の挨拶も、場内に響いて、殆ど聞き取れず、まあそんな事を言ってるんだろうみたいに勝手に解釈してました。(多分多くの方々も)
後は、皆さん思い思いに近場で話を盛り上げていましたが、何となく場内はゴーゴーと会話の雑音が響いています。
初めて聞いた不思議な音でした。流石に500人が話をするとこうなるんだなぁと納得。
また、このホテルは大きいので、館内を歩くこと歩く事、風呂に行くにも、宴会に行くにも、朝食に行くにも散歩が出来たくらいに歩いていました。
今日は、朝食を済ませ午前8時30分に出発の筈が、思わぬ大雪となり、少し遅れての出発。
お客様が歩きやすい様にと、除雪してくれるのですが、その道具がプラスチックの看板やちり取りでされていたので、流石に雪には慣れてない所なんだと納得しました。
その恰好は、雪国の自分たちから見れば、少し滑稽な感じがしました。
バスが少し走ると、渋滞に巻き込まれて、少しずつしか進みません。
時間が経つにつれて、行先変更。最初の海産物店も近場のお店に変更。買い物してる間にみるみる増えていきます。
そこから二見のシーパラダイスまで、そんなに遠くないのに、全く進みません。
路面もグシャグシャのシャーベット状態。地元のほとんどの方々は普通のタイヤで走っているので、各地で横になったり落ちていたり、車同士でも衝突。
それが、益々渋滞に拍車をかけます。
二見シーパラダイスに着いた頃には、高速道も通行止めに。出発時間を延長して軽く食事。昼食場所も変更になり「関のドライブイン」での昼食になりました。
二見から、一般国道を松阪まで・・・その頃降りはとても激しくピークになっていました。
美山でも見る事の無いような激しい降雪。車はそろりそろりと、ゆっくり進みます。
ようやく、松阪のインターから高速に乗れて、関まで進みました。昼食は午後の2時半。
名神が渋滞との情報で、名阪国道を走り、途中から滋賀県への一般道を通って、京滋バイパス、京都縦貫道を経由して帰ってきました。
何と!関のドライブインから、京都縦貫道の南丹パーキングエリアまで、2時間でした。
夕刻、ようやく我が家に辿り着きました。運転手さんやスタッフの皆さんの努力が無ければ、もっともっと遅くなっていたと思います。
まずは、貴重な体験をした一日でした。