ニース その１ ちょっと文句を

え～またまたご無沙汰しています。
ニースから戻ったのは先週の金曜日。
それからバタバタしていたのと、いまいち体調が良くなくて…
２０代の頃はあんなにバスでスキーに行っていたのに、さすがにこの年になるともう長時間のバス旅はダメかなぁ。
お尻から背中からもう痛いのなんの。
行くときはこれほどしんどくなかったんですけどね。

あ～ちなみに切断されていた電話回線ですが、なんと先週水曜日に一度回復の連絡が来たのに、
大家が木曜日まだ繋がらないと言って来て、もう帰るのが憂鬱になっていたのですが、何とか帰宅した金曜日のお昼には回復していました。
全くこの国は…復活まで丸１週間掛かりましたよ。
別に寒くてとか雪が降っての断線ではなかったんですよ。
困ったもんだよ。

さてさて、今回のニース。
この話はしなくてもいいかなぁ、と思うったのですが、誰かに（友達には言いましたが）やはり言いたくて。

久々に移動なしで同じホテルに５泊したのですが、ここが結果的に最悪最低でした。
２つ星のニース駅のそばのホテルで、立地は良いですが、ちょっと行くと危険なエリアでしたね。
それは良いんです。
何が酷かったって、５泊目の夜２２時半ごろ、事件は起こりました。

この夜、私は疲れていたし、翌朝出発が早かったので、既にベットに入って寝ていました。
するとなんといきなり全然知らない男性がドアを開けたんです。
ドアのそばの電気を付けてお互いびっくり！！
私は寝ぼけていたので、声も出ず、でも恐怖で凍りましたよ。
男性の方も「すみません、×××」と多分英語で言い、急いでドアを閉めて行ってしまいました。
しばらく何が起きたのか分からず呆然。
少しして落ち着いてから、あまりの驚きで何語だったのか確かではないのですが、「すみません」って言ってたし、きちんとした格好の人だったので、部屋を間違えたのかな？と。
いや、部屋を間違えたとしても何でオートロックキーが開けられるの？？？
ホテルの人が間違えて開けた？？？
ここ何年一人旅をしていますが、こんな恐怖は初めて…
あまり意味はないけど、ドアに椅子を置いて寝ました…と言っても安心して寝られず、結局ここから具合が悪くなったのかと。

翌朝、チェツクアウトに向かうと今まで見たことがない人がレセプションに。
彼が、私がカギを渡すと「なんでいるの？部屋替わった？料金払ってないの？」と不思議そうに聞いてくる。
これで分かりましたよ。
予約をちゃんと管理してない！
だから昨日知らない人が入って来たんだ…

更に記録がないから料金分からないということで、私は一泊３５€で予約したのに、３８€になっていて、
相手は「オーナーがいないからわからない」と
バスの時間も有るので仕方なくそれで払ってしまったのですが。
イタリア語できるって書いて有ったのに、イタリア語は聞けても話せない係の人で、私の語学力では英語で文句を言うこともできず、くそ～語学が出来ないゆえの泣き寝入り。

それにしても本当にこのホテル最低でしたが、
実は２０年前、母と妹とツアーで初めて訪れたヨーロッパ、それがニースだったのですが、
なんとその時も同じ事が起きていたんです。
その時はチェーンのついたドアだったので、今回のように人が入ってくることはなかったのですが、若かった妹はかなりトラウマになっていたらしく、
ニースに行くと言った時にまずこの話をしていたんですよね。
私はすっかり忘れていたのですが…

２０年経っても、そして多分違うホテルなのに変わらないこの杜撰さ。 
ホテルのランクを上げればこういうこともなくなるのかなぁ…