イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

La mostra di Mantegna

2006年12月11日 01時31分12秒 | Weblog
本当は3日間で全てのMostraを制覇する予定だったのですが
ここは飛び石連休だったので最後のMantovaで宿が取れず
断念して戻って来ました

とにかくすごい人!
ここが本当にイタリアか?と疑うくらいの盛況ぶりでした。
個人的にはPadovaの方が良かったです。
Donatelloの作品なども間近に見られるし…
やはり日にちを選び、ゆっくり見たかったです。

3月には日本でレオナルドの受胎告知が見られるようですね。
こちらでは2ヶ月くらい前にその話を聞いていましたが
まさかこの作品が日本に行くなんて…
過去に貸し出されたことがないとのこと
いったい日本人はこの作品にいくら払ったのかと思うと
気が遠くなりそうです…

確かに作品の保存のことなどを考えるとお金がかかることはわかります。
こういう展覧会の入場料が高いのもわかります
10ユーロ日本円なら1600円というところでしょうか…
日本も高いけど、これは作品を借りるために莫大な費用が掛かるので
ある程度はわかります
しかし最近イタリアのこういうイベントは本当に高いです

Mantovaで電車を待っているときに
たまたま隣に座っていた女性がカタログを見ていたので
どうだったか聞いてみたら
彼女も「商業主義なっていて…初めて見る人ならいいけど」と
ため息を漏らしていました
Padovaの会場内でも「これだけ払ったにこんなに人が多くて…どうなってるの?」
と言っているのを聞きました…

普段見られない海外に出ている作品を一挙に見られることはいいことですが
問題は山積みです…
それでも最近はネットで予約が出来たりと
いろいろ改善策を考えてはいるようですが…
1月14日まで開催中ですので機会が有ったら是非訪れて見てください!

しかし…一日中歩き回ったので体中が痛かった~
昨日は昼まで寝てました。
今週いっぱいで授業は終わりです。
後は試験に向けてひたすら勉強…しないといけないのですが


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