鍵～!?

朝の雨があがって、空気が澄んでいてとても綺麗だったので、久々にGiottoの塔を撮りました

って悠長なことを言っていますが、実は今朝イタリアに来て初めて鍵を持って出るのを忘れた～
こちらのドアは良く言えば自動的に閉まってしまうオートマチック。いちいち閉める手間はかからないが、一度閉めてしまうと鍵がないと開けられない。普段は必ず出るときに手に持って出ることにしている。しかし今朝は雨が降っていて傘を持ち、ゴミをすれようとゴミ袋を提げていたことで・・・外に出て雨が止んでいたので「よし自転車で行こう」と思ったらなんと、んんん鍵が・・・ない

結局今回は大家が捕まったので問題は無かったが・・・
こちらでは他の人と部屋をシェアして住んでいる人が多いので大抵誰かに開けてもらえるのだが、何故かたまたま誰もいなかったなんて話は良く聞く。というより誰かがいるときは得てして忘れないものである、不思議なことに・・・もしくは事なきを得れば誰も話題にしないのか。

先日今日のことを予見していたわけではないが、友人と鍵の話しをしていたところ彼女は家の前で誰かが帰ってくるのを待っていたら近所の人に「なんで窓から入らないの？」と聞かれ「泥棒と間違えられたら・・・」と答えたら「周りの人はみんなあなたがここに住んでいることを知ってるわよ」と笑われたうえ（アジア人の私たちは自分たちが思っている以上に目立ちます。多分私もうちの近所の人たちには知られていると思う）、窓から入るのを手伝ってくれたとか

更に「消防車を呼ぶ」というのがイタリアの暗黙の了解なのだが、実際すぐには来てくれないとのこと（これも前と同じ友人の体験談）「ガスをつけっぱなしにしているかも」とか適当な（いやいや）理由をつけて何とか早めにあけてもらったそうですが・・・多分そういう人が多いし、緊急を要さないからでしょう

今日のことを肝に銘じてこの寒空の下、締め出されは辛いのでこれから気をつけなければ