イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

Baciのルビーチョコレート

2018年12月02日 17時38分35秒 | イタリア・食

最近イタリアに行ってもほとんどお土産は買いません。
今回イタリアからの戻りのスーツケースに入っていたのは、5リットルの新しい完全無農薬のオリーブオイルとこちらも無農薬のハチミツが3キロ、それに珍しかったので、このBaciのチョコレートでした。


Baci、バーチチョコと言えばイタリア土産の定番です。
baciはイタリア語でキスの複数形。なんてロマンチック
でも実はもともとこのチョコレートその形から「カッツォット(Cazzotto)」、「げんこつ」という名前だったんです。
それじゃあ、売れないですよね。
中におみくじ…ではなくて愛の詩が書かれた小さな紙が入っています。

成城石井など日本でも買えるので今やそう珍しいものではないですが、前出のピンクのバーチはレアものですよ…
なんてことは全然考えず「おっ、このピンクの見たことないから、お土産に買って行こう~」くらいな軽い感じで買ってきて、友達にあげたんです。
友達とは「ストリベリーか?」なんて話してたんです、パッケージも見ずに。
すると昨日友人から「これルビーカカオですよ」と連絡が来たので、思い出して調べてみました。

このルビーカカオ、日本では一足お先に一部で話題になっていたようですねが、まだ輸入されてはいないのかな?
ホワイトチョコレート開発から80年、奇跡の新作チョコレートと言われているようですね。
このピンクは着色料なしの自然な色です。
このルビーカカオを発明したのは、バリーカレボー(Barry Callebaut )。
スイスのチューリッヒに本社がある高品質カカオと最高級チョコレートのメーカーで、全世界の人々が口にしているチョコレートのうち、25%がバリーカレボーのチョコレート製品を使用しているそうです。
南米原産の「ルビーカカオ」は赤みを帯びたカカオなのですが、この赤みを加工の段階で引き出すことが長年出来なかったんです。それをおよそ13年かけてようやくこの赤みと独特のベリー系の味を引き出すことに成功したのがこのバリーカレボーでした。

私は実はまだこれを食べていないのですが、友人からは「ストロベリーではない。ホワイトチョコとも違う。たぶんルビーカカオの味なんでしょう」というメッセージが来ましたが、ネットを見るとベリー系の味がするようです。

まだまだ貴重なルビーカカオなので、このバーチのピンクバージョンも、限定品。
イタリアに行った際、もし見つけたら是非お土産に!!
更に日本でも発売されているようですが、ルビーカカオのキットカットも売られているそうです。

写真引用:https://www.baciperugina.com/it/prodotti/limited-edition



最新の画像もっと見る

コメントを投稿