イタリアの泉

今は日本にいますが、在イタリア10年の経験を生かして、イタリア美術を中心に更新中。

Giardino delle rose a Firenze(バラ園)

2012年05月18日 23時51分11秒 | フィレンツェのこと

バ~ラが咲いた、バ~ラが咲いた、真っ赤なバラが・・・
毎年うっかり見ごろを逃してしまうこちらのバラ園。
来週はFirenzeにいないので、昨日快晴の空の下、撮影大会(参加者は私一人だけど・・・)に行ってきました。
ミケランジェロ広場に向かう途中にあるこちらのバラ園。
今年は早めに・・・と思ったのに、既に見ごろを過ぎているかも
一歩庭園に入ったら、バラの香りでむせ返るようでした。

たまたまこの日の朝、テレビでバラの特集をしていました
5月はバラ。バラは5月なんですと・・・
バラの歴史は古く、イタリア(その頃は"イタリア"は存在しませんが)もともとガリアから入って来たもので、ローマ時代には既に栽培されていたらしいのだが、一時期姿を消していた。
ヨーロッパに再びバラがもたらされるのは、十字軍。
アラブ文化によるもの。
中世史を勉強して分かったけど、ここら辺の人たちは、ソクラテスやプラトンをはじめ、すばらしいギリシャの文化を忘れてしまう。
幸いアラブの文化がそれらを吸収。アラビア語に翻訳されたものを逆輸入してその文化を取り戻して発展していきます。(なんて適当な説明だ、こりゃ)
中世の頃、バラの美しさや芳香が「人々を惑わすもの」として教会ではタブーとされ、修道院の中でひっそりと育てられていたそうです。
ちなみに、サンタ・マリア・ノベッラ薬局のバラ水、有名ですよね。

新しくなった日本庭園も見てきましたよ。

Giardino delle rose a Firenze(バラ園)

似たような写真ばかりだから飽きちゃったかな?

さぁ~いよいよマドリッド出発~ってまだあさってだよ。
今日ピサ空港行きのバスの予約をしたのに、うっかり「明日」と言ってしまった。
なんか中途半端にしか準備が出来ていないのがいまいち不安ですが・・・
ということでしばらくお休みするかもしれませんが、お許しを~!!



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