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先人たちの底力「知恵泉」より 淀屋常安

2015-06-10 01:25:33 | 日記
NHKのEテレで毎週火曜の午後10時から放送している、先人たちの底力「知恵泉」
という番組、皆さんもご覧になっていますか。

今回の「知恵泉」では、資産100兆円という日本史上空前の大商人「淀屋常安」
を特集していましたね。豊臣秀吉、徳川家康と渡り合い、大坂を「天下の台所」
と呼ばれる一大商都に発展させたのが「淀屋常安」です。
もともと小さな材木商からスタートし、あっと驚く低価格で城郭工事を入札
したり、巨大な本陣を無償で提供したり、度を越したサービスで天下人の
心を掴み、米商人としても大成功しました。
世界ではじめて米の先物取引を導入したのも「淀屋常安」だそうですね。

今回のゲストは某通販会社の高田元社長で、あっと驚くサービスの重要性を
話してくれました。高田元社長も昔、VHSのビデオカメラがどうしても欲しくて、
当時50万円もする高額商品をクレジットの分割払いで買ったそうです。
その時の金利が10万円以上して、合計60万円以上も支払うことになったそうです。
そこでもし、この金利を販売側が負担したら、買いたい人はもっと増えるのに、
と感じたことから、金利手数料はジャ○ネットが全額負担します!
というあのサービスが誕生したそうです。なるほどですね。

他にも、新しくテレビを買ったら、テレビ台が必要、それに録画するレコーダー
も必要、テープも必要、それなら付属品をおまけにしてセットにしてしまおう!
という発想から、セット販売を始めたそうです。
高田元社長曰く、どうせやるなら、小出しにするより、お客様の記憶に残る、
いわばお客様を感動させるようなサービスをどーんとやったほうが売れるそうです(笑)

勿論、サービスは会社の体力にあったものでなければいけないし、何でも安売り、
おまけを付ければいいと言うわけではないのは当然です。
テレビ通販では、商品情報だけを得て、別の安い店で買うという顧客は割と多い
そうです。ただ業界全体が成長していけば、いずれまた自分たちのお店で買って
くれる日が来る、そう信じて商売していくことが大事だと語っていましたね。
共存、共生の精神でビジネスしていくことが重要だと、なるほどですね。

番組を見ていて、どうせやるなら、小出しにするより、一気にどーんとやったほうが
いい、という話がとても印象深く残りました。
今度のイベント出展で、何処までやれるか分かりませんが、どうせやるなら、
あっと驚くサービスを!是非、チャレンジしたいと思います(笑)
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