6/22放送のNHK番組「プロフェッショナル~仕事の流儀」では、
某菓子メーカー(グ○コでしょ?)のマーケター・小林正典さん
を取り上げていました。
「プロフェッショナル~仕事の流儀」
「蛇行せよ、出し尽くせ」菓子開発/マーケター小林正典
緻密な市場分析を重ね、隠れたニーズを発掘し、アイデアを
突き詰めていくことで、新ジャンルの商品を次々と生み出し、
横ばいだった看板商品の売り上げをこの5年で50億円伸ばして
きたヒットメーカー。
しかし、ヒットへの道は決して平坦なものではなく、
巨額の投資をしたものでも、結果が出なければすぐに市場から撤退
を余儀なくされるそうです。開発には常に失敗と挫折がつきまとう。
元々は営業職だった小林さんは得意先を回り、成果が上がらないと、
「売れる商品をマーケティング部が開発してくれない」と不満を抱いて
いたそうです。しかし、異動で自らがマーケティング部に移籍すると、
ヒット商品を生み出すのがいかに難しいか、という現実に直面します。
やったこともないことを、だいたい難しいと言っている。
それを短縮すると『難しいは、新しい』になると。
できることだけやっても絶対サプライズはできない。
失敗を失敗で終わらせたら、失敗っていうだけ。
次どうする?って考えているうちは失敗じゃない。
なるほどです。
「難しい」は「新しい」なんて素晴らしい言葉なんでしょう!
失敗を失敗で終わらせない、次の展開を考えているうちは失敗ではない!
こういう言葉を聞くと、元気が湧いてきます(笑)
消費者がスーパーやデパートで商品を選ぶ時間は、わずか2秒だそうですね。
その一瞬で客の心をつかむためにこだわるのが、商品の「ストーリー作り」。
お客様がどんな場面で、どんなお菓子を食べたいと思うのか、具体的な場面
を想定し、それに合う味やパッケージ、キャッチコピーなど細部を突き詰めて
いく。これぞまさにマーケティングですね。
「ふりとも」も某通販会社に勤務していたとき、一応、商品開発の部門が
ありました。と言っても、各メーカーからの商品説明、特性など伝え聞く
レベルでしたけどね。作る側は、商品開発のコンセプトがあり、一つ
(それ以上)のストーリーに沿って、ターゲットを絞り込み、販売事業者
に商品を売り込んできます。ある商品をお客様が手に取って、使いたいと
思うかどうかは、ストーリーが重要で、お客様の生活シーンにマッチして
いないと買っては頂けません。
伝わらなければ負けだし、伝われば勝ちだしということ。
お客様の共感を得られるかどうか。伝えられるかどうか。
その為に「なぜ?」「なぜ?」と問いかける。商品の魅力を2秒で伝わる
ウリとなるまで、徹底的に詰めていく。お客様の心に響く「何か」に辿り
つくまで、徹底的に議論を深めていく。
大きな成功を生み出すには、大きく蛇行しながら、混沌としながら、
議論を重ねながら、全身からすべてを出し尽くした先に、
「お!それいいね!」っていう瞬間が一瞬下りてくると。
ここまでやっても、消費者に受け入れられるかはまだ分からないわけで、
何とも厳しい世界で日々戦っているな~と思いました。
小林さん曰く、プロフェッショナルとは、
上下関係を超越して、共感によって人を動かすことができる人
その共感を得る為に、成功へのビジョンを抜群の解像度をもって指し示す人
なるほどです。今回も、プロフェッショナルとしての極意を教わった気がします。
人は誰しも簡単な方に行きたがる、安定志向を求める傾向があります。
誰だって安定が欲しいですからね。でも、それでは新しい何かは生まれない。
「ふりとも」にとっても、簡単で確実な方法を選択するのは楽な道ですが、
敢えて踏みとどまって、新しいことにチャレンジしたいと思っています。
それには仲間作りも必要だし、その為には共感できるビジョンが必要、
小林さん曰く、ビジョンを抜群の解像度をもって指し示すことが重要だと。
頭の中だけでなく、身体全体で感じ取るところまで、
全身全霊でやり抜かないといけませんね。
「難しい」は、実は「新しい」
「難しい」ことをやっている自分は、実は「新しい」ことを生み出そうとしている。
実にいい言葉じゃないですか!
某菓子メーカー(グ○コでしょ?)のマーケター・小林正典さん
を取り上げていました。
「プロフェッショナル~仕事の流儀」
「蛇行せよ、出し尽くせ」菓子開発/マーケター小林正典
緻密な市場分析を重ね、隠れたニーズを発掘し、アイデアを
突き詰めていくことで、新ジャンルの商品を次々と生み出し、
横ばいだった看板商品の売り上げをこの5年で50億円伸ばして
きたヒットメーカー。
しかし、ヒットへの道は決して平坦なものではなく、
巨額の投資をしたものでも、結果が出なければすぐに市場から撤退
を余儀なくされるそうです。開発には常に失敗と挫折がつきまとう。
元々は営業職だった小林さんは得意先を回り、成果が上がらないと、
「売れる商品をマーケティング部が開発してくれない」と不満を抱いて
いたそうです。しかし、異動で自らがマーケティング部に移籍すると、
ヒット商品を生み出すのがいかに難しいか、という現実に直面します。
やったこともないことを、だいたい難しいと言っている。
それを短縮すると『難しいは、新しい』になると。
できることだけやっても絶対サプライズはできない。
失敗を失敗で終わらせたら、失敗っていうだけ。
次どうする?って考えているうちは失敗じゃない。
なるほどです。
「難しい」は「新しい」なんて素晴らしい言葉なんでしょう!
失敗を失敗で終わらせない、次の展開を考えているうちは失敗ではない!
こういう言葉を聞くと、元気が湧いてきます(笑)
消費者がスーパーやデパートで商品を選ぶ時間は、わずか2秒だそうですね。
その一瞬で客の心をつかむためにこだわるのが、商品の「ストーリー作り」。
お客様がどんな場面で、どんなお菓子を食べたいと思うのか、具体的な場面
を想定し、それに合う味やパッケージ、キャッチコピーなど細部を突き詰めて
いく。これぞまさにマーケティングですね。
「ふりとも」も某通販会社に勤務していたとき、一応、商品開発の部門が
ありました。と言っても、各メーカーからの商品説明、特性など伝え聞く
レベルでしたけどね。作る側は、商品開発のコンセプトがあり、一つ
(それ以上)のストーリーに沿って、ターゲットを絞り込み、販売事業者
に商品を売り込んできます。ある商品をお客様が手に取って、使いたいと
思うかどうかは、ストーリーが重要で、お客様の生活シーンにマッチして
いないと買っては頂けません。
伝わらなければ負けだし、伝われば勝ちだしということ。
お客様の共感を得られるかどうか。伝えられるかどうか。
その為に「なぜ?」「なぜ?」と問いかける。商品の魅力を2秒で伝わる
ウリとなるまで、徹底的に詰めていく。お客様の心に響く「何か」に辿り
つくまで、徹底的に議論を深めていく。
大きな成功を生み出すには、大きく蛇行しながら、混沌としながら、
議論を重ねながら、全身からすべてを出し尽くした先に、
「お!それいいね!」っていう瞬間が一瞬下りてくると。
ここまでやっても、消費者に受け入れられるかはまだ分からないわけで、
何とも厳しい世界で日々戦っているな~と思いました。
小林さん曰く、プロフェッショナルとは、
上下関係を超越して、共感によって人を動かすことができる人
その共感を得る為に、成功へのビジョンを抜群の解像度をもって指し示す人
なるほどです。今回も、プロフェッショナルとしての極意を教わった気がします。
人は誰しも簡単な方に行きたがる、安定志向を求める傾向があります。
誰だって安定が欲しいですからね。でも、それでは新しい何かは生まれない。
「ふりとも」にとっても、簡単で確実な方法を選択するのは楽な道ですが、
敢えて踏みとどまって、新しいことにチャレンジしたいと思っています。
それには仲間作りも必要だし、その為には共感できるビジョンが必要、
小林さん曰く、ビジョンを抜群の解像度をもって指し示すことが重要だと。
頭の中だけでなく、身体全体で感じ取るところまで、
全身全霊でやり抜かないといけませんね。
「難しい」は、実は「新しい」
「難しい」ことをやっている自分は、実は「新しい」ことを生み出そうとしている。
実にいい言葉じゃないですか!