ちょっと気になる事と、思う所があり、数年振りにガンプラを購入しました。
買ったのはこちらのBB戦士・・・って思ったら、もうBB戦士ってブランドは無くなったんですね!
単にSDガンダムと表現すれば良いのか・・・?
その中から、今回は「BUG&部隊兵 セット」をレビュー。
発売は2021年1月、定価は550円です。
三国志をモチーフとしたSDガンダムのシリーズで、こちらは武将ではなく、名もなき一般兵士のプラモ。
これ1箱で5勢力の兵士が、どれか2体作れます。
今時のガンプラなのに、550円という低価格だけあり、中身は非常にシンプル。
ランナー2枚と説明書、それにホイルシールが付属します。
シンプルな部品構成と、工具を使わずにランナーからパーツを切り離せるタッチゲートの採用により、本当に10分かからないくらいで2体の兵士を組み立てることが出来ます。
パーツ構成は非常にシンプルで、腕なんて1パーツです。
脚部もボールジョイントで足首パーツをはめるだけの2パーツ構成です。
その分、手足は肉抜き穴が非常に目立ちますね。
頭部は独特の作りになっており、ヘルメットパーツとフェイスパーツを組み合わせる作りになっています。
BUGという敵ヤラレ兵のフェイスパーツを前後逆にすると、三国各勢力の兵士の顔に代わるようになっています。
この裏側の差し替え用のフェイスパーツが4種類あるため、BUGと合わせ5種類の兵士を組み立てることが出来ます。
兵士の顔は、モチーフとなるモビルスーツが各勢力ごとに決まっています。
世界観が三国志モチーフなので、魏・呉・蜀の3国に加え、独立勢力として洛陽が設定されています。
各勢力の代表キャラクターのガンダムモチーフに合わせた量産型機が兵士になっています。
「ギ」はメインキャラが曹操ウイングガンダムなのでリーオー
「ゴ」は孫堅ガンダムアストレイで兵士はダガー
「ショク」だと、劉備ユニコーンガンダムなのでジェスタ
そして「ラクヨウ」は董卓プロヴィデンスガンダムでジン。
そして、こちらのBUGは「黄化ウイルス」に侵され自我を失った存在という設定です。
モノアイの周りは、ビジュアル的に侵食されたことが分かりやすい、複雑な線が沢山走っています。
背中は、別売り商品との連動やオプションパーツを取り付けられるよう、3㎜穴が開けられています。
3㎜穴はシリーズでも統一されているようですが、他玩具とも絡めて遊びやすい規格なので嬉しいですね。
わらわらといる雑魚役のプラモなので、可動やアクションはイマイチですが、ほぼワンコインで2体がすぐ組み上がるというのは、遊びの欲求をすぐに満たしてくれる要素満載ですね!
10体、20体とか数を揃えたくなります。
普通の武将キャラよりは小さいとはいえ、これだけでもなかなかカッコいいですね。
ただ、BUGは設定としても黒一色なので塗装はラクですが、ギ・ゴ・ショク・ラクヨウの各部隊兵にするには、全身塗装が必要になります。
特にギ・ゴ・ショクの三国は、部隊兵の基本色が白なので、黒の成形プラに塗るのは苦労しますね。
SDガンダムで三国志と言われると「あれ?ずいぶん前からやってるよね?」と思ってたのですが、「SDガンダム三国伝」は2000年代にやってて、もう終了してたんですね・・・
で、こちらはリニューアルした三国創傑伝で、2021年からの展開。
一応、単独のシリーズとしては完結しているけど、主要キャラの一部は続編ともいうべき「ワールドヒーローズ」に引き継がれています。
キットの展開も2021年からの商品なので、まだ探せば定価以下で見つけられるので、お試しに買ってみるのも良いかもしれません。
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