昨年はタカラトミーも公式に2010キャンペーンを行ったり、先月から発売された新シリーズユナイテッドでも2010キャラが登場したり
今月はマスターピースでロディマスコンボイが発売されたりと、トランスフォーマー2010が注目されていますが…
去年やればよかった記事ですが…
倉庫から最近発掘したのでこのタイミングで紹介。
トランスフォーマーコレクション20 フューチャーサイバトロン
ターゲットマスター版チャーとウィリーがセットになった商品です。
トランスフォーマーコレクションは作品にまつわる小冊子と玩具がセットになったディ○ゴスティーニみたいな形式の商品。
当時手に入りにくかったG1キャラの再販として人気を集め全22種類が発売されました。
写真左側の小冊子は作品エピソード紹介やキャラクター紹介、玩具写真などが載っており資料価値の高い物になっています。
商品台紙も簡易ジオラマとしても使えるよう背景がプリントされています。
まずはウィリーから紹介。
劇中での姿とはかけ離れた玩具形態で、サイズも非常に小さくです。
変形方法はパッと見では簡単そうに見えますが、この大きさの割には凝っていると思います。
顔は普通の人間のようなディティールなのでちょっと不気味に見えますね。
そしてメインアイテムとも言えるチャー。
なぜ日本版でチャーという名前になったのかいまだに不思議に思ってます。
カップのままでも良かったんじゃないですかね？
ビークルモードはピックアップトラックと言う事なのですが、この荷台の形とサイズでは荷物はさほど積めないですよね…
更に荷台部分には手持ち武器をマウントできるので、ますますピックアップトラックとはかけ離れた姿に。
ロボットモード。
肩関節の位置が低いので特異なプロポーションになっています。
頭部は横から見ると前半分しかありません。
しかし2010シリーズの玩具ではロディマスコンボイ等も後頭部絶壁なのでこれが普通と言えば普通です。
下半身は全く動きませんが、腕は変形の都合上もありかなり自由に可動します。
更にこのチャーはターゲットマスター版の再販でもあるのでパートナーのリコイルも付属します。
マイクロン伝説以降のミニサイズロボットの先駆けでもある小型トランスフォーマーです。
体を二つに折り曲げ、背部のバレル部分を伸ばすことでチャーの手持ち武器に変形します。
チャーに持たせることはもちろん
ビークルモードでも荷台に取り付ける事が出来るようになっています。
これ一つで三体のトランスフォーマーが手に入る非常にお得な商品。
ギミックやプロポーションは今の眼で見れば厳しい物はありますが、当時品は入手しにくいのでコレクター、ファンには非常に嬉しいシリーズでした。
手元にある2010キャラ復刻シリーズを集めてみました。
ユナイテッドシリーズでも2010キャラが沢山出るので、そちらで一通り集めるのも面白いと思います。
旧玩具もなかなか味があって面白いです。
ムービー製品以降しかTF商品を触った事がないという方も、機会があれば是非一度古いTFを手に取られてみてはいかがでしょうか？
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どの雑誌か失念しましたが、スタッフ（確か大野さんだった様な）のインタビューによると
物知り爺さん→先生ポジション→ティーチャー→チャー
とありました。
原語版の「頭部が聖杯みたいな形だからカップ」と併せて、あんまりなネーミングですよね。
初期ジェットロンが皆カッコイイ名前なのと比べると、日米で名前が違うのに両方とも単純とは不憫だなぁと。
そうだったんですね！
有難うございます。
海外名はビークルのピックアップ（PICKUP）から取ってカップ（KUP）という説も聞いた事がありますが…
どちらもあり得そうですよね。