ボトルマンも初期シリーズ(プロトシリーズ)からリニューアルしてドリンクロスシステム=DXシリーズに変更し、最初は基本となる3体をリリースしました。
主人公機でパワータイプのコーラ丸、スピードタイプのアクアスポーツ、そしてギョクロックから入れ替わってコントロールタイプのライフルガーディワン。
そのDXシリーズの第二弾としてリリースされた3体は、すべてDXシリーズでの新規造形、新キャラとなりました。
今回レビューするアースローラーDXも、新規キャラの一人。
モチーフのドリンクがちょっと分かりにくかったんですが、アセロラドリンクですね。
アセロラブームなんて80年代だぜ?と思ったら、今でもサントリーから発売されているんですね。
パーツ一覧。
コアボトルまでオレンジで統一されています。
差し色で入る黄色と黄緑がアセロラらしい爽やかさを表していますね。
星獣アーマー形態。
爽やかなアセロラから・・・まさかのカニ!!
それも鎧を纏っているかのようなゴツイ蟹です!
もちろんモチーフ星座もかに座。
後ろに飛び出したレバーがちょっと残念ですが、脚の配置も含めうまくカニを表しています。
ボトルマンのパーツ接続は、四角いジョイントを使うパターンが多いのですが、アースローラーのハサミ部分は円形ジョイントになっているので、若干のポーズ付けが出来ます。
星獣アーマーは可動しないのがほとんどなので、動くこと自体が珍しいんですけどね。
ジョイントが、偶然なのですがハマる箇所が手前側にもあるので、ハサミ位置の違うパターンでも組めます。
アセロラドリンクってペットボトルあるんだっけ・・・?
とりあえず、きれいなオレンジのコアボトルと合体。
ボトルマン「アースローラーDX」の完成。
カニをモチーフとしたロボットは古今東西様々ありますが、ヴィラン系やヤラレメカ系じゃないデザインで、かなりカッコいいですね!
色や両手のはさみなど、カニとしての記号を抑えつつ、しっかりとヒロイックに仕上がっています。
アースローラーDXのボトルマンとしての特徴は、フットパーツと両手のハサミに備えられたローラーパーツ。
これにより、カニの横走りのごとく左右への移動がスムーズになります。
プラスチックのローラーなのに、回転もかなりスムーズ。
正直、最初はチープトイのコロ走行レベルのお飾りパーツかと思ってましたが、ちゃんと機能しますね。
頭部は横長の独特なデザインですが、シャープなゴーグルなど、見慣れてくるとなんだかすごくカッコよく感じるバランスの良いデザイン。
個人的なポイントは、やはり「ブチ穴」ですね!
ボトルコアがコントロールタイプとなっており、ローラーを使って左右に素早く動かし正確にダーゲットを撃つというコンセプトのボトルマン。
ボトルマンとしてのコンセプトと、カニというモチーフが見事にマッチングした名機ではないでしょうか。
そして、なぜかこのクセのあるデザインにじわじわとやられていきます。
ボトルマンの場合、カスタマイズはパーツを丸ごと取り換えるというコンセプトで、かつてのビーダマンのように追加パーツを取り付ける要素は少なくなっています。
こちらはカスタマイズセットのボトルコアを使い、オレンジ×青のカラーリング優先のカスタマイズ。
ボトルマンは1体だけでも楽しめますが、やはり複数持つことでカスタマイズとともにゲームの戦略性も広がりますね!!
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