スピンマスター社と言えば、爆丸の海外展開を手掛けるカナダの玩具メーカーで、最近はパウ・パトロールの玩具でも有名です。
今回購入した玩具は、スピンマスターの製品を日本トイザらスが輸入して販売している商品です。
映画でも大人気の児童小説「ハリー・ポッター」シリーズ。
その登場人物を独自フォーマットのミニフィギュア化してプレイセットと共に楽しむコンセプトの商品。
「ウィザーディングワールド マジカルミニズ」というシリーズから「ハリーと魔法薬学」のセットです。
パッケージに書かれた登場人物は、どこかマンガっぽい雰囲気で、なんとなく原作小説をモチーフにしているのかな?と思います。
いや、すみません。
ハリー・ポッター全然詳しくないんですよ・・・
映画は何本かは見ているはずなんですが。
とりあえずこの商品は、さらに大型のプレイセットと繋げて遊ぶことを想定した商品のようです。
中身を空けてみると、完成品のフィギュアと、組み立て済みのプレイセットのベース。
それにアクセサリー類が数点入っています。
ハリー・ポッターのミニフィギュアは、特徴をとらえつつも、シリーズ独自の造形になっています。
最近、この手の独自フォーマットでのフィギュアシリーズというのもよく見ますね。
まあ、LEGOのミニフィグなんかも含まれるから昔からあると言えばありますが・・・
軟質素材でできているため、杖が曲がってしまっているのが残念です。
一応、可動は首の回転、肩の付け根、股関節が可動しますが、大きなポージングは出来ません。
また、フィギュアの左足裏には小さなマグネットが仕込まれています。
こちらは附属品のアクセサリー。
レリーフが刻まれているのか、ちゃんと本やビンを詰めている事になっているのか良く分からないキャビネットと、中には何も書かれていない開いた本。
そして、薬学の教室なのでおそらく試薬的なものが入っているであろうビンと、それを立てて置ける金色のスタンドが付属します。
・・・劇中でこういうのが出てくるんでしょうか?
ベースも、安っぽさもありますがよく見るとちゃんと造形にこだわっている事が良く分かります。
一番目立つコンロ台と、その上で緑の薬品を煮込んでいるポジーポットは、土台にはめ込まれており取り外し不可になっています。
壁の石垣は、よく見ると薄茶色で墨入れがなされています。
壁のはめ込み式の棚やその中のビンの塗分けは雑なのに、こういうところに変にコストを掛けているのが面白いですね。
ちなみに謎のスミ入れはキャビネットの一面だけにも施されていました。
全てを並べてみたところ。
直径で15センチ程度のプレイセットですが、こじんまりとした中にもしっかり雰囲気を作り出しています。
目立つポジーポットは、ラウンド型のコンロ、そこから出る炎、その上にポジーポットという作りになっています。
ここには、プレイセットらしい仕掛けが仕込まれており・・・
ベースのHPマークの位置にハリー・ポッターを立たせると、マグネットギミックで仕掛けが動きます。
炎のパーツが飛び出して火力が上がる事を表し、鍋が沸騰して吹き出します・・・
説明書には「鍋の蓋が開きます」と書かれていますが、実際に跳ね上がるのは緑色の泡部分。
いや!ここが飛び出すのはおかしいだろ!
どんな魔法なんだよ!
と、ツッコミどころですが、まあ、昔のアメリカ玩具なんかのプレイセットなんて、こんなおバカギミック満載でしたからね。
トイザらスのセールで安く買えたから、というのはもちろんなのですが、これを購入した一番の理由がコレ。
フィギュアの大きさやディフォルメ的にシルバニアファミリーにピッタリなんですよ。
このままでも全然悪くないのですが、やはりちょっとリペイントして見たくなりますね。
まあ、例によって実際に手を動かすのはいつになるか分かりませんけど。
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