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BANDAI レスキュー合体シリーズ12 ハイパーVステルスロボ

2021-07-15 06:43:21 | ロボット玩具


アニメや漫画ではお馴染みの
「同じフォーマットのライバルロボットが出たら、後で味方になる」
というお約束事項にのっとり、ステルスロボが味方になってパワーアップ。





それが今回レビューする「ハイパーVステルスロボ」です。

まあ、アニメは見ていなかったので、味方になるまでの経緯とか知らないんですけどね。

シリーズ06として発売されたハイパーステルスロボは、サポートロボとしてドーザーロボのリデコ4体が付いていましたが、商品構成が大幅にリニューアルされました。







パワーアップ版であるハイパーVステルスロボでは、サポートロボではなく、パワーブースターとの合体に変更されています。

パワーブースターはボリュームがあるので、外箱も今までのシリーズより大きくなっています。








ステルスロボ本体。

ライバルキャラの時は紫がベースでしたが、味方キャラになり白にイメチェン。

ただ、ロボット状態ではグレーがメインになっており割と地味ですが、これは意図的なカラー配置なんでしょうかね。







残念なのはビス穴が非常に目立つ配置になっている事。

今までのリーダーロボは全て見えにくい位置だったのに、なぜステルスロボだけこんなに目立つ位置なんでしょうか・・・






付属の銃、クエンチャーガンは両手に持たせることが出来ます。

銃の形が変わっているんですが、これは別売りのコマンダーロボへの合体パーツを兼ねているため。

合体後のアンテナを銃に見立ててるんですね。






ビークル時は白がメインに紫のラインと、ロボット状態とガラリとイメージを変えるカラーリング。

ステルス機と言えば黒塗装のイメージが強いので、白ベースというのはなかなか斬新ですね。






ただ、真上から見ると分かるように、デルタ型ではあるんですが、正直ステルス機に見えるかと言われれば微妙。

腕の部分が斜辺のラインを崩してるんですが、大きなV字ラインを目立つ紫で書いていることで、シルエットを錯覚させています。

バンダイ製のデルタジェットとなるとガッチャスパルタンを思い出しますね。

600シリーズではステルスは出てなかったなぁ、と思ったんですが、当時はまだステルス機って一般的じゃなかったんですね。

F-117ナイトホークの写真が出たのって調べたら1988年でした。







リーダーロボお約束の転がし走行用の車輪は、翼を90度曲げると後輪が出てきます。

飛行状態で翼を広げているときは車輪が収納されるギミック。

これは着陸脚っぽく遊べて楽しいですね。









巨大なシールドパーツを中心に、付属のパーツをパワーブースターに組み替えます。







シールドパーツの表側には走行用の車輪がついているので、この状態でも転がし遊びが可能です。







パワーブースターと翼を畳んだステルスロボを合体!






ハイパーVステルスロボ スクラムモードの完成です。

両側の大きなエンジンとか、横長のシルエットとか、なんだかウルトラメカっぽい・・・

ちょっと武器に違和感はありますが、きれいに纏まっていてカッコいいですね。








ロボット形態でパワーブースターのパーツを組み替えハイパー合体!

ハイパーVステルスロボになります。







サポートロボとの合体とは違うシルエットとなり、白いカラーとも相まってヒロイックなデザインになっています。

腕のパーツの形のお陰で「腋」が出来ているのがマッシブなスタイルに一役買っていますね。








巨大なシールドパーツは残念ながらステルスロボには持たせることが出来ません・・・

まさかの余剰パーツ!

このシールドは別売りのコマンダーロボに持たせる事が出来ます。

ハイパーVステルスロボは、単体でも面白いアイテムなんですが、基本的にコマンダーロボをパワーアップさせる為のアイテムです。

そのためクエンチャーガンのデザインや余剰となるシールドなど、コマンダーロボを所有していない人にとっては残念な部分も割とあります。







せっかくなのでハイパージェットロボと手足を交換し「エクス合体」をさせてみました。

どちらも飛行機系なので色以外にはあまり違和感ないですね。







ハイパー合体シリーズはこの5種類しか持っていないので、連続でレビューをして来ましたが、これで終わりです。

マシンロボの復活⇒新要素としてハイパー合体⇒消費者による自由なエクス合体⇒合体遊びに特化した「ムゲンバイン」の誕生⇒食玩オリジナル展開が大ヒット、と一時代の流れを作った名作トイ。

2018年には「ムゲンヒーローズ」としてムゲンバイン復活を狙いましたが、ロボット玩具のアイデンティティである胴体と頭部をカードにしてしまうという「どうせみんな組み換えしちゃうから単体ロボはコストカット!」という方向性が裏目に出てしまいましたね・・・

同時期の食玩版ムゲンヤマトも以前ほどには勢いがつかなかったようです。


今は玩具製造のコストも上がり、じわじわ少子化が効いてきて販売の絶対量も落ちている状況ですが、マシンロボブランドはまた復活させて欲しいですね。





























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