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旅持ち-その3

旅持ちの茶籠の仕組み、「その3」は茶巾筒です。 内径13cmほどの竹籠に、茶碗や棗、茶筅筒などを仕組み、 もう直径が3cmになる筒を入れるスペースは何処にもありません。 何か薄いもので代用できないものかと考えたとき、思い出したのが紙入です。 これは私の夫GUREの 今は無きお祖父様のそのまたお祖母様が使っていたという紙入で、 幅10,5cm高さ6cm、厚さ1cmの小さな竹細工の袋物。 もちろん . . . 本文を読む
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旅持ち-その2

さて、籠が決まったところで次に茶碗。 籠の外径16cm、内径は13cm余りでしかも持ち手が邪魔をし、 普通のサイズのお抹茶茶碗は入りません。 それで私が普段のご飯に使っているお茶碗を入れてみましたら、 丁度良く収まりました。 お抹茶に昇格ですよ、安南さん♪ 誂えではありませんが、丁度良いサイズの仕覆も見つかりました。 茶筅筒と小振りの棗は、伯母からの茶箱に入っていた物。 振出は収まらないの . . . 本文を読む
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旅持ち-その1

ブログを始めて、ネットを通じて知己を得る事が増えました。 その中でもとびきり魅力的なある方に感化されまして、 無性に「旅持ち」が組みたくなりました。 「旅持ち」というのはお出かけに持ち歩けるように、 茶碗や茶筅など必要な物を籠や箱に収めた、携帯用のお茶道具です。 「なごみ」や「目の眼」などの特集記事では、 素晴らしいお道具の数々を贅沢に組み合わせた物が、 見事な蒔絵の茶箱や竹の茶籠に仕組まれてい . . . 本文を読む
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