という和歌山大学宇宙教育研究所企画・撮影の ライブ を
固唾を呑んで見入ったあの感動の日から はや2年になろうとしてるのですね!!
◇
真っ暗な夜空の映像に「来た来た来たー!」 と言う声が聴こえ、
7年60億kmの旅に終わりを告げ地球に帰ってきた「はやぶさ」の
燃える光が見え始めてからこなごなになって燃え尽きるまで、
それはわずか40秒ぐらいだったでしょうか・・・・
.
ああ燃えてる・・・・という現場からの声に胸が熱くなりました。おかえりなさい! はやぶさ・・・・・
*はやぶさおかえりなさい(8:00)(YouTubeから・カプセル帰還時の様子です。)
◇
実は先々週の14日、映画 「はやぶさ遥かなる帰還」 も見に行きました。
映画館で見る映画なんて10年ぶりのことでした^^!
これは夢でもただのロマンでもない、未知への絶えざる挑戦と感動 !!
19日(月)にどきどきわくわく、 ときわ湖水ホールにやってきた
「はやぶさ」帰還カプセル特別展示に行ってきました!
小惑星探査機『はやぶさ』帰還カプセル特別展示in宇部
2012年3月16日(金)~20日(火)
ときわ湖水ホール ミーティングルームにて展示
この帰還カプセルの部屋は写真撮影禁止でした。 スペースシャトルの30倍という厳しい「空力加熱・くうりきかねつ」に晒される機体を守る技術、そこに秘密があるのだということです。
スタッフの方の説明もありましたが、私には説明できませんので^^、パンフレットの写真と、宇宙科学研究所のイベントのサイト 「はやぶさ」カプセル展示 でどうぞ。
これが7年をかけて、小惑星イトカワのサンプルを地球に持ち帰ったカプセル!
前面ヒートシールド以外は、宇宙から帰還した実物だそうです。
(パンフレット)
「パラシュート」なんかは新品を今、箱から出したような感じでした^^が、「背面ヒートシールド」の金色の生々しい模様は、加熱から守るために貼られていた金色の断熱テープの合わせ目部分の燃え残った跡なんだそうです。
17日(土)にはJAXA宇宙科学研究所 阪本成一先生特別講演会、演題「空へ挑み 宇宙を拓く」もあったのですが、これは申込みが必要で先着400名。 あっという間に満杯になったらしい。 |
隣りは、 「はやぶさ」の実物大模型 のある部屋でした。
なんと言いますか、想像していたより・・・・☆大きい☆・・ですよね^^?
太陽電池パドル の端から端までは約5.7m
カプセルが見える側面 (少し斜めに寝せてあります)
側面中央の丸いものが「帰還カプセル」、その上の方に「スタートラッカー(STT)」、左下に「サンセンター(TSAS)」「可視分光機像カメラ(AMICA)」、 左上には点字用の用紙?のような紙に、 手書きで 『はやぶさ川口淳一郎 JAXA2011.8.1』 とプロジェクトマネージャの名が書かれ貼ってありました。 多分ご本人直筆でしょうね。
分からないなりにラベルをそのまま書きます(^^) 広角カメラ(ONC-W2)や → 姿勢制御スラスタ(RCS) → 底の面の 足(サンプラーホーン)の部分には 「望遠カメラ」や「レーザー高度計(LIDAR)」 |
下側(底)に3個白く見えるのがターゲットマーカーで「本物」です。
ターゲットマーカーは、小惑星イトカワに「はやぶさ」が着陸するときの目印となるもので、3個のうち1個は実際に投下されたそうです。
「フラッシユなしで1枚、焚いてもう1枚、撮ってみてください」 とスタッフ
「効果を簡単に実感できますよ。」
ターゲットマーカーは「はやぶさ」が発するフラッシュによって光るようになっていて、その光によって、はやぶさ自身の位置を検出しながら小惑星に着陸させるためのものだそうです。
はやぶさ、地球への旅に出発 ~最後のチャレンジを達成するために~
そのうち ターゲットマーカー 澤井秀次郎
** 私のカメラのフラッシュでもターゲットマーカーが光るという実験 **
本当に光ってるかどうか確認するために、下に鏡が置いてありました
(左)フラッシュなしで撮影 (右)フラッシュを焚いて撮影
ターゲットマーカーについて書かれた、NECの 「はやぶさ」の軌跡をもう一度。
のサイトから お手玉から導きの光へ~ターゲットマーカー誕生の裏に~
はじめて「お手玉型ターゲットマーカー」が取り上げられてから完成までの年月、3年の試行錯誤が記されています。 嬉しいことにここにも内部の小球に宇部興産のポリイミド素材の名が出てくるのですが・・・・
熱さ・寒さから守る金色の断熱の服
なんとこれには、UBEの「UPILEX」フィルムが使われていたのです!!
今回説明を受けて、初めて知りました。
金ピカピカの 多層断熱材サーマルブランケット
自由に形が替えられるように、四隅にはマジックテープがつけてあります。
バリッとはがせば平らになります。 宇宙ではあまり抵抗がないので、マジックテープで十分なんだそうです。 上部のヘリは宇部興産職員の手縫いによって始末されていて、左の写真(中央右下)にクルクルと巻かれて見えてるのは余った糸。
18日(日)には宇部興産㈱航空宇宙材料開発室の渡壁さん・中内さんによる 『はやぶさ』に使われたポリイミド、 演題『はやぶさ』の旅支度 と題しての講演があったようです。 そのときに ポリイミドフィルムサンプル が小中学生にプレゼントされたそうで、次の写真がそうです。 |
ポリイミドフィルムサンプルの↓表 (右はフィルムに私のコンデジが写ってるところ^^)
宇宙機用の熱制御フィルム UBEの「UPILEX」
ポリイミドフィルムサンプルの ↓裏
映画「はやぶさ 遥かなる帰還」でも、小さな町工場が試作品を作ったりして協力している場面がありましたが、今回のサンプルリターンの成功には、科学者だけではなく、たくさんの小さな力、協力が寄り集って達成されたのだということにあらためて感動を覚えました。 その一端を こんな小さなわが町の会社も担っていたとは、本当に嬉しいことではないですか!^^!
小惑星探査機はやぶさの調査対象「イトカワ」は、日本のロケット開発の父、
糸川英夫博士の名にちなんだ「イトカワ」。 その糸川博士は、とてもユニークな人
だったそうです。
「徹子の部屋」の徹子さんによると、60になってからバレリーナになることを
目指されていた糸川博士が、バレリーナのような足になることができると言う、木の枠のようなものを作って来て徹子さんに勧めたり、バイオリンも作っておられた(やっておられた?)博士は、今度は 「これを付けて演奏すれば、どんなチェロでもストラディバリウスと同じ音色が出せる。」 と言って、 チェロの魂柱を作って来られたのだという。
へぇ~糸川英夫さん ってそんな人だったんだ・・・・、それが「はやぶさ遥かなる帰還」という映画が作られたと言う話の中でのエピソードだったので、「そんな科学者を、映画の中ではどう表現してるんだろう?」 と思ったのが映画を見に行くきっかけとなった。
映画「はやぶさ遥かなる帰還」の 大きな看板
残念ながら糸川博士は映画の中には出てこなかったけど、見たのです!!
腕組みをする科学者!! 渡辺 謙 と 江口洋介 は私とは反対の左腕が上で「右脳派」、吉岡秀隆は右腕が上で「左脳派」でした。 無論これは、科学者としての腕組み(そこまでは演じてはないでしょう^^)ではなく、俳優人としての腕組みでしょう・・・・。 右脳・左脳のおもしろ診断
先日、典型的な右脳派らしいブログ友、天才Pu'uwaiさんと、 右脳、左脳のことが話題になっていたので、その後周りの人にそれとなく腕組みをしてもらってみた。
写真家のFさん、Aさん、絵の先生、一緒に通ってる友人・・・、写真や絵画関係の知人はみんな・・・と言えば語弊があるが・・「直感的で創造力に優れているタイプ」
「感覚とイメージで突っ走る、天才肌タイプ」 の右脳派がほとんど。
私ひとり?が左脳派??・・・・・ まさかそんな
ことはないよね~(^;^)~ カメラ教室を留年してもう一年通うと言う人たちの中には、「普通ゼッタイ右腕が上になるよねぇ!」 という仲間がチャ~ンといました。
確かに直感、創造力には欠け、論理的に物事を伝えられないし判断力なんて最低の私だけれど、、、、 なんとなく感じで受け止めてしまう私はどちらかと言うと右脳派?
なんて思っていたので多少 ツマンナイ 気分にはなったけれど、、、、これからも 写真を撮り、 絵を描き、 俳句を詠んで楽しんでいきたい・・・ことには変わりない。 ということは、 私に右脳がないわけじゃなし、せっせとイメージや感覚・感情を研ぎ澄ましてみる必要があるらしいことが判った。 めでたしめでたし
振り返って自分を産んでくれた地球を目に焼きつけ、
そのまま帰りつく前に燃え尽きてしまうところでは
流れる涙をどうすることも出来ず、
「声を出して泣いてはまずい・・・」 と歯を食いしばりました。
◇ ◇◇◆◇◆◇◇◆◇◆◇◇ ◇
ロビーでは寄せ書きや、グッズの販売もありました
私が買ったグッズはクリアファイルと宇宙食(お餅とエビグラタン)!
「話の種ですいね^^」とボランティア販売員さんに声掛けられながら買いました
えーー、大変長くなってしまいましたーー 梅を撮ったのでそれも一緒に軽~くと思っていたのに、・・・><; ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます。 あとは下に積み重ねて置いておきます。 興味のある方はどうぞ・・・。 |
◇◆ おまけの付録 ◇◆
* 「はやぶさ」の旅 ~打上げから帰還まで~
* パンフレット
* 【探査機はやぶさ】「イトカワをねらえ!」第二話【MMD】[HD720p]
・Part-1/3(8:31) ・Part-2/3(8:31) ・Part-3/3(8:31)
(作者:NICONICODOUGA com2007さん YouTubeにUP:Miraclemilktea2さん)
* 「はやぶさ」の旅 ~打上げから帰還まで~
* パンフレット
(1) | (2) | (3) | (4) |
* 【探査機はやぶさ】「イトカワをねらえ!」第二話【MMD】[HD720p]
・Part-1/3(8:31) ・Part-2/3(8:31) ・Part-3/3(8:31)
(作者:NICONICODOUGA com2007さん YouTubeにUP:Miraclemilktea2さん)
(2012/03/14 14:31 F6.3 1/1000 M)
今月は梅の花をだいぶ撮ったので次回アップします。
大変もう4月になってしまう><!
出ましたね~、ハヤブサ!
「 はやぶさ が砂を咥えて戻りけり 」なんて作っている場合じゃないですね。
「はやぶさ」はよく戻ってくれましたよね。これって、あのまま行方不明になっていたら、ボロクソだったでしょうね。予算は削られるし・・・・。
でもよかった、よかった。
日本の科学者の存在を世界に知らしめましたね。
あの金色のアルミホイルみたいなのは何なんだろうと思っていましたが、大変なものなのですね。
宇部はすごい~!
最近の fujimさんの記事はなかなか力作揃い。
素晴らし~~~い☆☆
ここでも五七五が出てくるとは!◎◎;;; やはり、、遠く及びまっしぇんーー。 nが、こうしてその心に触れてるだけでも儲けモンです^^。
いや~~、ほんとによく戻って来てくれましたよね。
限られた時間で、あきらめずにあらゆる可能性を模索する日本の科学者の姿、私たちに本当にいいものを見せてもらいました。 とても嬉しくて誇らしくて、感謝したくなりますね。
「はやぶさを見に行きました」で写真をチラッと載せて、あとは梅の花で繕っておこうと思ってたのですが、はやぶさ のことなんて、ニュースで聞きかじった断片しか知らなかったので、ちょっと調べてるうちに、どんどん増えていってしまいました><。
おおいそがし のところを ありがとう~^^!
飼い主に似るって言うからしかたないか・・・・^^
最近の fujimさんの記事は充実していますね。
素晴らしい記事ですよ!!
科学者というか、映画の写真から、右脳・左脳を導き出すなんぞは、天才肌のfujimさん以外にいないでしょう。
わたしもやってみましたが、「右脳左脳派」ということになりました。
いいのか悪いのか??どうなんでしょうね??
fujimさん は「左脳左脳」でしょう。
ところで、足にも利き足ってあるのをご存知ですか。
風呂の湯加減を足で見る時、たいてい利き足で見るようですよ。
それって、どうなのよ~っていう感じはしますけどね。
軸足で支えて利き足を上げる。スポーツ選手は、特に高跳びや短距離走のスタートなどに影響するようですけど・・・・。
じゃ、また・・・・。
はやぶさといえば先日hamaさんもアップされてましたが、宇部にもはやぶさが来たんですね!
私ははやぶさもいいけど隼が見たい!・・なんちゃって失礼>;<。
はやぶさは帰還した時にはフィーバーしましたよね。
私も持ち帰ったカプセルの中にイトカワの破片があるのかないのかで、随分やきもきしましたが・・
結局あのあとニュースはうやむやのままだったように記憶してます。
そうか、はやぶさには山口県の企業の技術が注入されていたんですね~@@
息抜きのようにレイアウトされた梅の花!
なんともいいですね~^^。
右脳の能力がずば抜けていたというモーツァルト、レオナルド・ダ・ヴィンチ、アインシュタインのような感覚でものごとをとらえ、論理的に的確に表現することができる! というのですよ、いいに決まっています。
私の予想では、「右が上か左が上かなんて言われても、トキと場合によってどっちだってある」と言われそうと思っていたので、半分当たったようなものですね(^^)。
そう私は残念ながら?「左脳左脳」です。
昨日、卒業写真展が終ってカメラ教室の謝恩会?があって、はじめての打ち解けた宴席だったのですが、「fujimさんはくそ真面目で、今までも真面目一方できちょってじゃろう。」と言われた。 これも左脳左脳 も 全然誉められた気がしない><。
ブログでだいぶ鍛えて?^^バカばっかり言ってきた積りなのに><クシュン。 オカタイ面白くない人間だと言われた気分。
利き足、あるでしょうね、、、
利き腕、利き脳 があるんですからね。
風呂の湯加減ねぇ、、手じゃなくて足で見る時^^、
確かに反対の足では、的確な温度が把握できないような気がする。 現実以上に熱く感じるような気がする・・・^^。
どちらの足で踏み切るか? 利き足を軸にして踏み切る、・・・・えー?反対? 今となってはそんな無謀な行為はしないので^^、本当のところはよく分かりませんネェ。
fuさんのはやぶさ記事、じっくり読んだよ。日本の技術って凄いね。
突然ですが塑性加工ってなんのことか解りますか?プラスチックの元になった研究です。40年前に私の勤めていた研究所でこういう研究がなされてました。今やプラスチックで溢れてますよね。研究者の地道な研究から新しい産業が産れるのですよね。でも研究者って大抵変人奇人と言われる人が多いです。糸川博士は見るからに天才・奇人でした。やっぱり図抜けた右脳のせいでしょうかねぇ?
私? 私は左脳・右脳型でした。だから説明が下手なんだ。せっかく論理的に捉えてながら混ぜこぜにしちゃうんだね。ちなみに、夫にも試してみた。絶対左脳・左脳だと思ってたのに左脳・右脳だって。私と同じ。そんな筈はない。あの理屈やの主人が、、、いや、待てよ説明の下手さでは私より上手だ。そうか、それでPCのこと訊いてもチンプンカンプンなんだ。私も気をつけよう。
fuさんの梅、やさしく撮れていていいね。白梅と空の青さがきつくなくて良い感じだね。
良いこの皆さんは熟睡中ですね。 私はフラのお稽古から帰ってうたた寝しちゃった。これだけ投稿したらお休みなさい。
「はやぶさ」帰還カプセルの展示が、山口県には防府市に続いて宇部市と、二ヶ所になったのは宇部興産があったからだろうと言う話です。
持ち帰ったイトカワのサンプルは1500個以上あることが確認されてるそうですよ。
なんにしても、小惑星のサンプルリターンの成功という史上初めてのことをやり遂げてくれたこと、わくわくですね。
「二番でいい」なんて思ってたのでは出来得なかったことではないでしょうかねぇ^^。
梅の花は、まだまだ沢山撮ってる><;;
いろんな素材の、いろんな形のものが沢山ある。 どれも誰かがどこかで、作りやすく、使いやすく、研究した結果でしょうね。 柔軟な発想はやはりずば抜けた右脳か!^^?
Puさんが「左脳・右脳型」・・・・うーん、なるほどなるほど^^ 頷けるネェ。 説明が下手って言うことはないけど、自分が論理的にすごく分ってるから、「1なのよ」と言えば10全体が分ってもらえてるものと信じてる、 と言う感じかなぁ^^。
知識の取込が左脳型だけに、説明しても人に分ってもらえないのが不思議な気がして、フラストレーション、というか、「何でこれがワカランの? これ以上どう説明すりゃいいのよ^^」 てな気分かな^^。
私が左脳左脳・・・なんだかなぁ? と思ってたけど、照れまんさんの右脳左脳、Puさんの左脳右脳を聞いて、 これは案外的をついた診断かもしれんと思ったよ。 大なり小なり、自分では意識していなくても、そういう傾向があるんだろうと思えるね。
これらが絶対と言うことはないが、「ひとつの側面として受け止め、ぜひ、自己分析、対人関係、勉強の方法、上司・部下とのコミュニケーション等に役立ててもらえれば幸いです。」 と書いてある。 有効かもしれん^^。