カメラ教室(4)花を撮る

* 2010/06/11 *　花の撮り方

　 『盆栽が、木瓜に始まって木瓜に終ると言われている様に、写真は「花に始まり花に終る」と言われています。　そこで今日は、花の写真を撮ります。』
ということで教室に並べられた花を撮った。　生き生きした花は自宅からＴさんが持ってこられた。

☆　花を撮る時の注意点　☆
　 子供を撮るときには「ハイこっち向いて」と笑顔で語りかける。
それと同じ様に花にも声を掛けてやる気持で、一番気に入った表情を撮る。　自分の好みで美しく撮る。　自分の好みでネ　ふ～むふむ＾＾。

・　光の方向を見極める
・　構図を工夫する
　　（背景・カメラアングル）
・　レンズワーク （何ミリで撮る
　　　か、望遠か、広角レンズか）
・　マクロレンズではピントがあわせにくいので、オートでおおよそ合わせておいて、手動で微調整をする。

　（オートで合わせて半押ししてから、マニュアルに切り替える、と言われた様な気がするが・・・・・　ひょっとしたら、オートで合わせたその数値を、マニュアルに適用し、手動でピント合わせをする、ということだろうか？？）

・　絞りによってピントの合う範囲が違ってくる。　花の中心、蘂だけをアップで撮る時などはＦ20ぐらいに絞って、どこにもピントが合うようにしたりもする。

・　毎回撮るたびに数値を変えていたら、いったいどの数値がいいのかいつまで経っても覚えられない。

　 いいと思った（好きと思った）数値を、「風景の時は　ISO=200　F=８」などのように基準として覚えておくようにする。　その上で、「今日はお天気がいいから基準より絞る」「背景をボカシたいから基準より開ける」と言う風にして、体で覚えていく。
　←　（これはコンデジ）



☆　撮った写真を見てもらう　☆
　 撮り終わって例のごとく、我と思わん人はどうぞ！　ということで７、８人の人が次々に申し出て、テレビ画面で見ては、一言ずつ先生の気付きを聞かせてもらった。

＊　背景の壁の継ぎ目や、ブラインドのヒモなどは画面から外す。
＊　撮りたいところだけを撮るようにする。
＊　教室で撮る作品は、後で外せばいいなどとは考えずに、そのままが作品になるよう　に撮る。
などと、ほとんどみんな、同じ様なことを言われた。

　 私も今日こそは見てもらおうと（我こそはとは思わなかったが＾＾）、申し出て見てもらったのが次の（１）と（２）。
　 他のみなさんとほぼ同じことを言われて、帰ってから、言われたことを参考にトリミングをしてみた。

（１）　下の方に見えていた町並みがボケすぎてしまってる・・・

　　(1)元写真↓　右の赤い花は画面から外すように言われた

　

(2)元写真↑　左の花は不用と言われた

（２）　たしかにこの方がすっきりする


（３）　捨てきれない　おまけのもう一枚を

カメラバックに納める時に利用すると便利な フェイスタオルを使った　ウチ袋　の作り方を教わった。 簡単なのでさっそく作ってみた。 カメラを ビニールで くるむのは 禁物だ そうです。 使い古したフェイスタオルで作った袋だと 濡れた時も袋で拭ける。

撮り終えた花を、女性みんなで分けて貰って帰った。
その花をウチでも撮ってみた。

（４）　残念ながら手振れの見本となったシモツケソウ　＞＜；


（５）　表情を気にしたんだけれど・・・右の２輪はいらないか？　


（６）　白い花が離れてしまった、もう一歩左に寄るべきだったか・・・


（７）　もう半歩右に移動した方が、花の向きがよくなったような・・・　


一夜にして見事に散ってしまっていました

花の命は短くて・・・・

まずは、『花に始まる』　というところに着いたばかり、
これからどれほどいい表情の一瞬を
おさめることが出来るでしょうか（＾-＾）b