外国人力士の日本語は上手よねえ、どうしてだろと、前からみんなと話してたんだけど、5月28日の朝日新聞「be」にその話題が載っていた。 日本語をどうやって習得してるのかというと、24時間日本人力士と一緒で、母国語禁止のうえ通訳なし。 「あいさつは耳から覚え」 「言葉のニュアンスはテレビドラマでつかみ」 「漢字はカラオケの歌詞を道路標識のようなものとして覚えた」 らしい。 実際に留学生と接していて、漢字なら分かる中国の人より、漢字も何もチンプンカンプンの人たちの方が、言葉の発音、イントネーションについては正しく、自然に聞こえる場合が多い。 耳から音だけで得る知識の吸収が、功を奏してるってことだろうか。 中国の人の場合は、新しい言葉がでると「漢字でどう書きますか」と聞かれることが多いし、教える方もつい手っ取り早く漢字を書いて教える。 漢字を見ると意味が分かるので、それで安心してしまって、「見れば分かる」けど「聞いただけでは分からない」状態に陥りかねない。 机上の勉強だけでなく、やはり、無駄なように思えても、会話、おしゃべりの時間が結構大事なんだという意を強くした。 やがて母国に帰って暮らしていく留学生、日本で覚えた日本語が少しでもプラスの材料として発揮できるように、身につけて欲しい。 ![]() |
「実地で身に付く、身に付ける」って大事ですよね。
こちら今日は雨、しとしと。
濡れて作業をする身でない私は、
"この音がボーっとさせてくれる"
などとぜいたくにも和んでいます。
さあ、明日の教材仕上げなくっちゃ。