SHOUT! リキリキリッキー絶叫部屋!

リッキー・りさ・ニシザーのお部屋。
うた歌いで、ライダーで、庭師エッグです。

『この世は冗談だ』

中島チルドレン(コンサート記)

2007年11月07日 00時09分44秒 | リキ日記
本日午後、突然先輩から電話。
「腰が痛いから、かわりにコンサートへ行って」との事。
お友達のおごりだそうだ。

私が代行できる事なのか?
と思いつつも、急遽行って来ました「中島みゆきコンサート」!

みゆきさんのコンサートを見るのは実に21年ぶりだす。
会場はお年寄りだらけ。
そらそーだろう、アタシだってもう。。。
そんなんだから皆こんなになるさ(笑)

しかし、ずーっと何十年もの間、第一線を走り続けている人って凄いです!
久しぶりに見ました中島さん、かっけー!!!!!!!
惚れ直し~♪

最近の歌は全然知らないので、今日もほとんど知らない曲なんだけど、
そんなの関係ねえ~♪

照明と質素なセットだけ、何の演出もなし。
だけど全く飽きない!
ひとつひとつの作品が面白い。
次の曲、次の曲と、楽しみに出来るライブって、ホントなかなか無いよ。

昔聴きまくったが為に、私の奥に、すでにみゆきさんの音楽が流れており、
新しく聴いたとしてもすぐに馴染める体質なので楽しめるのだろう所はある。
でもそれだけじゃない。
ホンマおもしろいこの人。

確実にパワーアップしとる、二十年前より。
声も深くなっててさ、なんとも渋みが出て年輪さえ感じさせる。
日本じゃ劣化する人多いのにさ。

この方、発声も何種類かあるんだけど、ぱっと聴きではクセが強過ぎて
「ありえねえ!」ってように聴こえるモノもあるが、
でもよく聴くと、この人の身体から離れた所で作ったモノじゃないから、
あくまで、自然なのであった。
身体の理にかなっている。
おもしろいし、オリジナルだし、私ら中島チルドレンからしたらそのクセも
麻薬的な響きにさえなる。(イヤな人には不快だろうけども)

で、コレをうまく使ったフレーズが、
コレまたこの身体と声の為に作られてるもんだから、もう自由!
言葉の説得力が違う。

あまりにも世界がオリジナルだと「上手い」とか「下手」とかを
ちっとも考えさせないんですけど、でもそれって、
めっちゃウマーなのよね実は。

一曲の中での言葉と音楽の構成のバランスが絶妙だったな。
フレーズて叩くギリギリの所で、さっと言葉のニュアンスに戻してる感じ。
あれ凄い。
どちらも有効に使っている。
どちらを使うにしても、けっして世界を離さないところでやっている。

全てが作品の為に必然であるが上にチョイスされている。
んープロフェッショナル♪
1.2.3.4だと2の所の比重が高かったです。
案外仕掛けが早いのでした。

あそーそ、途中で拓郎さんの曲をやってました。
いわゆる「○○節」と呼ばれる人の曲を、
別の「○○節」と呼ばれる人がカバーするこの面白さ!
すげー勉強なります。

しかしアタシ、今日はつくづく自分が
「中島チルドレン」だった事に氣づかされましたよ。
細胞が喜んでいたわ、うふ。

自分が歌うようになってから特に避けていたの、みゆきさん聴く事。
影響受けないでいる自信が無かったから。
あっさーい所で似ちゃったら怖い、と思ってつい、逃げ回るのであった。
(例えば長瀬クンみたら…怖くなるのも解るでしょ…)

だけど今日は久しぶりの分だけ、より発見があって、
ホントおもしろかったな~。

スケールでっかい人って本当にすっごいね。
チルドレン達はずーっとついて行くんやろな。
死ぬまでね。
すっげー。

だってカッコええんやもんなー。
ホンマ、惚れ直しました。
はぁぁぁ。


先輩!そしてお友達!
どうも誠にありがとうございました~!!!

(ぺこぺこりん!)