2割芸人

ペンキ屋さんの事務員8割と役者(芸人!?)2割の生活を綴ります。その日のテーマ曲付。

私はタマキンガー

2011年04月05日 | Weblog
突然ですが、私はタマキンガーです。
・・・一体何をカミングアウトしたのだ?

タマキンガー。
意味を知らない人にはいろいろと誤解を生みそうなネーミングなのでご説明しましょう。

旅行やレジャーのエッセイを書いている作家、宮田珠己氏のファンのことをタマキンガーと呼びます。
宮田氏本人はファンの間でタマキングと呼ばれ、そのファンなのでタマキンガー。

安室奈美恵とアムラーみたいなもんです。アムラー・・・懐かしいな。

去年の夏に初めて「旅の理不尽」を読み、あまりの面白さに次から次へと著作を読み漁っている最中です。
旅行記が主なのですが、「どこそこへ行ってナニナニを見て、私はこう思った。」とかといういわゆる普通の旅行記とは違い、旅先でへんてこなものを見たとか変な人に会ったとか、ぼったくられたとかだまされたとか・・・そんなことが書かれた変わった旅行記。

旅先での会話が再現されているので、便乗して旅をした気分に浸れます。・・・ただし、たまにどこを旅行したのかわかんなくなるときもあるけど。それは私の読解力不足のせい?
変わったもの・人につっこみ、かつ読者が読みながらつっこめるようにボケも織り交ぜてあります。このあたりが私の心を鷲掴みした要因です。

・・・というわけで、ほぼ一年足らずでどっぷりタマキンガー。
この間も通勤電車内で「私の旅に何をする」を読んでいたのです。

電車内で読むのは結構危険な行為。
なぜならたまに唐突に面白くて思わず笑っちゃうから。
しかし、私はこの本を読んでいて軽く叫び声をあげちゃいました。「え!うそ!」って本当に電車の中で言ってしまった。

衝撃の再会を本の中で果たしたからです。

それは、中国へ留学していた妹が持ち帰った謎の書物「説日語」。
ポケット版の日本語の教科書らしいのですが、あまりの奇天烈日本語っぷりに妹と共に大爆笑した思い出の書物。
その「説日語」についての記述を発見したのです。

おぉ!あのへんてこな教科書を宮田氏も入手していたのか!
そしてちゃんと本にしてくれてありがとう!

というのも、その教科書がすんごく面白かったので誰かに説明したかったのですが、悲しいことに実物が手元になく、「こんなことを話しても、信じてもらえないだろう・・・そもそも、あの日本語は再現不可能」と、人に話すのをあきらめていたのです。

あぁ、これで人に話せる。
ありがとうタマキング。

というわけで、「説日語」がどれほどへんてこか、「私の旅に何をする」を読んで確かめてみてちょ。
ここまであおっといてこれでしまいか!

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