こ、こんにちは。
またまた放置しております。懲りずに訪ねてくださる奇特な方にまずは一言。
ありがとうそしてごめんなさい。
この頃、なかなか濃密な時間をすごしておりまして。仕事も忙しいのに、ダンスしたり山に登ったり、マンドリンのコンサートに行ったり…。遊び惚けています。
先月末は妹と旦那さんの三人で御在所岳に登ってきました。
御在所岳。
それは今から10年以上前に1人で登って遭難しかけた魔の山。…道に迷って登山道を外れ、すごい斜面にへばりつきようやく登った思い出の山です。
あの頃、山ガールなどというガールはこの世に存在せず、中高年の登山ブームが起こりかけていた趣味登山黎明期。・・・と勝手に位置づけますが、とにかく今より全然山に人が少なかった頃に1回登っているのです。
山に入るとまるきり一人ぼっち。地図と山にある登山ルートの目印を頼りに登って、結果迷子になったのでした。
体力がそんなになかったので、道を外れたといってもそんなに遠くまで外れたわけではなかったらしく、悪戦苦闘中に聞こえた人の声のする方向へ進んで、事なきを得ました。
という、一人登山の苦い経験を持っている私。
今度登る時は絶対に誰かと!と思っていたのですが、山に登りたいという人が周囲におらず、10年以上経ちました。
そこへなぜか山ガールへと変貌を遂げた8歳下の妹が!
え?いつのまに?
お姉ちゃん知らなかったよ。
え?富士山に登ってきた?
聞いてないよ
私、大混乱
そんなある日、御在所に一人で登ると言ってきました。
「あかん!あそこは(私にとっては)魔の山だよ!」
私、大反対。
過去の自分の失敗を繰り返して欲しくない!
・・・というわけで、行きがかり上、なんとなく、登山復活です。
そして、「妹と山登りに行く」といったらなんだか乗り気のご亭主もセットです。
なんで乗り気なのか不思議。
道迷いの懸念を払拭すべく、地図を手に入れた私。
そして体力に不安のあるご亭主に付き添い、平日深夜に近所を徘徊する
というトレーニングを積み・・・。
いざ、御在所岳へ!
電車とバスを乗り継ぎ、近鉄湯の山温泉駅から登山口を目指します。
御在所にはいろんな登山道があるのですが、一番人気の中登山道をチョイスしました。
が、見つからない。
これはまさかの・・・登山する前から迷子?
しかし。
今は空前の登山ブーム。
たくさんの人が中登山道を目指します。
で、なんとなく人についていったら・・・あった!よかった。
途中、他人の家の裏を通ったりしたのですが、あそこに住んでる人はさぞ迷惑だろうと思います。
さて。
登り始めてからも人がいっぱい。
登山道は前も後ろも視界の効くところはすべて人で繋がっています。
迷子になりようがありません。
道迷いだけは絶対に避けねば!と、特にそっち方面に気合を入れてきた私は拍子抜け。
一気に肩の力が抜け、お気楽遠足モードへ。
途中、おにぎり
とかチョコレートとかを食べつつ楽しく登って降りてきました。
拍子抜けしたのはご亭主も同じ。
深夜徘徊を提案するほど体力に不安があったそうですが、あまりの人の多さにところどころで渋滞発生
長いところでは20分ぐらい立ち往生の箇所もあったりして、体力を消耗する前に休憩するという感じで、こちらも楽勝だったのでした。
そんなわけで、魔の山 御在所岳、他人の力で制圧です