今も歴史の一部

あけましておめでとうございます。


・・・いまさら！？

今年も、こんな感じです
ひとつよろしく。


お正月があけてから、結構忙しくしてまして。朝早く出て、夜遅く帰る生活でした。
ようやく昨日、一息つける状態になりました。やれやれです。
昨日までは朝早くて乗客平均年齢の高い電車に乗っていましたが、今日は高校生が多く乗ってる時間帯の電車に乗って出勤です。

で。
乗り合わせた女子高生の会話。

金正日の後継者は？
・・・金正恩
正解～。

陸山会って陸に山？
そうそう。

・・・どうやら試験勉強のようです。現代社会かな？


金正日の若い時の写真と金正恩の写真がでて、「金正日はどっちでしょうか？」みたいなの出るかな？

・・・出るわけないやろ!
思わず心の中で叫んでしまいましたが、出たら出たで面白いかも。

ところで。
今、佐藤優の「自壊する帝国」を読んでいます。
これは、ソ連崩壊の時期にソ連で外交官として働いていた著者が、当時のソ連がどのようにして崩壊していったのかを記したノンフィクションです。
ソ連が崩壊した時、私は中学3年生。薄らぼんやりではありますが当時の記憶はあります。
この本を読みながら、自分が記憶している事柄が「歴史」となっている事実に考えるものがありました。
ソ連崩壊当時の私は、今日乗り合わせた女子高生のように

バルト三国の名前は?
リトアニア、エストニア、・・・え～と・・・
ラトビアだよ。
あぁ、そうだ。・・・もう、覚えることを増やさないで欲しいよ。

などと、正に今動いている「歴史」の一部もお勉強の１つとしか捉えていなかったな～と。
もうちょっと深く興味を持ってニュースや新聞を見ていたら、今読んでる本ももっと面白くなっていただろうに。
いや、面白くないわけではないのです。ただ、半分ぐらい理解できないおろろ～ん。
あぁ。あの頃の私のそばに池上彰氏がいてくれたら！出た!他力本願！

今からでも遅くない。
今までわりとスルーしていた新聞の国際面もちゃんと読もうと思ったのでした。新聞は後ろから読む派です