心が挫けてしまいそうですか。
心が折れそうですか。
心が張り裂けそうですか。
でも、その心はどこにあるのでしょうか。
確かに胸のあたりがとても痛いでしょう。
頭の中を不安や心配で充満していますよね。
動くことも何をすることもできません。
そんな自分を縛る心ってどこにあるのでしょう。
心が温かくなっていますか。
心が喜んで元気に明るくなっていますか。
心が打ち震えるほど歓喜に浸っていますか。
その心はどこにあるのでしょうか。
胸でしょうか。
頭でしょうか。
それとも魂???
『心』はどこにもないんです。
そして、どこにでも『心』があるのです。
『こころ』は、場所やモノではなく状態だからです。
『風』はどこにあるでしょう。
風は空気が動いた状態を指します。
ほほを撫でるさわやかな風がここにあれば、
嵐や台風のように人や家までも飛ばす大きな風もあります。
嵐が去り、静かに風が止んだとき、
「静風」「止風」とは言いません。
風のない状態、『無風』と表現します。
こころも「静心」「止心」とは言いません。
『無心』と表現します。
では、こころがない状態とはどういうことでしょう。
張り裂けそうな心、歓喜で震える心。
心とは、ネガティブであれ、ポジティブであれ、
穏やかであれ、激しいものであれ、
それは感情の揺れが引き起こすものです。
常に独り言のように頭の中でしゃべり続けている思考から
観念によって湧き上がる感情の揺さぶりです。
それは、(他人)のささいな一言をきっかけとして、
状況や環境のちょっとした出来事をきっかけとして、
揺さぶられます。
頭の中のおしゃべりを止めてみる。
「いま、ここ」に集中して
五感で周りを味わい尽くしてみる。
歩いているなら、足の裏で地面を味わう。
カフェでエスプレッソを飲んでいるなら、
味、香り、空気、照明、音楽、隣のおしゃべり、
前の人のファッション、スタッフの表情・・・
そのすべてを、判断せず、評価せず、ただ味わい尽くす。
そこが『無心』の入り口です。
静かに座り坐禅を組む。
目を閉じ呼吸を整え瞑想する。
ヨガで体を使って調息する。
『無心』になると、空間が広がります。
自分が空間となり、とてつもなく拡大していきます。
そこには『自』と『他』がなくなります。
『大いなるひとつ』になります。
『愛そのもの』を知ります。
心の揺れは治まりましたか。
治まるわけないだろうって。。
それはそうです。
心の激震は、ここに来ている人の特権ですから。
感情に揺さぶられ、苦悩も歓喜も味わう。
それがここで出来る、楽しい、素晴らしい経験なのです。
だから大丈夫。
あなたはどうせ愛されているのですから。
ありがとうございました。
藤本久
心が折れそうですか。
心が張り裂けそうですか。
でも、その心はどこにあるのでしょうか。
確かに胸のあたりがとても痛いでしょう。
頭の中を不安や心配で充満していますよね。
動くことも何をすることもできません。
そんな自分を縛る心ってどこにあるのでしょう。
心が温かくなっていますか。
心が喜んで元気に明るくなっていますか。
心が打ち震えるほど歓喜に浸っていますか。
その心はどこにあるのでしょうか。
胸でしょうか。
頭でしょうか。
それとも魂???
『心』はどこにもないんです。
そして、どこにでも『心』があるのです。
『こころ』は、場所やモノではなく状態だからです。
『風』はどこにあるでしょう。
風は空気が動いた状態を指します。
ほほを撫でるさわやかな風がここにあれば、
嵐や台風のように人や家までも飛ばす大きな風もあります。
嵐が去り、静かに風が止んだとき、
「静風」「止風」とは言いません。
風のない状態、『無風』と表現します。
こころも「静心」「止心」とは言いません。
『無心』と表現します。
では、こころがない状態とはどういうことでしょう。
張り裂けそうな心、歓喜で震える心。
心とは、ネガティブであれ、ポジティブであれ、
穏やかであれ、激しいものであれ、
それは感情の揺れが引き起こすものです。
常に独り言のように頭の中でしゃべり続けている思考から
観念によって湧き上がる感情の揺さぶりです。
それは、(他人)のささいな一言をきっかけとして、
状況や環境のちょっとした出来事をきっかけとして、
揺さぶられます。
頭の中のおしゃべりを止めてみる。
「いま、ここ」に集中して
五感で周りを味わい尽くしてみる。
歩いているなら、足の裏で地面を味わう。
カフェでエスプレッソを飲んでいるなら、
味、香り、空気、照明、音楽、隣のおしゃべり、
前の人のファッション、スタッフの表情・・・
そのすべてを、判断せず、評価せず、ただ味わい尽くす。
そこが『無心』の入り口です。
静かに座り坐禅を組む。
目を閉じ呼吸を整え瞑想する。
ヨガで体を使って調息する。
『無心』になると、空間が広がります。
自分が空間となり、とてつもなく拡大していきます。
そこには『自』と『他』がなくなります。
『大いなるひとつ』になります。
『愛そのもの』を知ります。
心の揺れは治まりましたか。
治まるわけないだろうって。。
それはそうです。
心の激震は、ここに来ている人の特権ですから。
感情に揺さぶられ、苦悩も歓喜も味わう。
それがここで出来る、楽しい、素晴らしい経験なのです。
だから大丈夫。
あなたはどうせ愛されているのですから。
ありがとうございました。
藤本久