育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



皮膚は皮脂の分泌があることで正常を維持する

読者の皆さん、新年明けましておめでとうございます。遅くなりましたが、本年最初の投稿です。

昨年末に、初めて動画を撮影して(プロの方にして頂きました)、年があけて昨日「YouTube」にアップしてみました。それが、以下です。

http://youtu.be/wqgEEO2xEbg

初めての割にはとりあえず言いたいことは言えています。ただ、メールマガジンとこのブログを紹介することを主にした撮影でしたので、少々プロモーション的になっていますが、私のことがよく分かると思います。4分を少し切る動画ですが、アップするのに1時間以上かかってしまいました。

その動画の中でも訴えていますが、皮脂を取るようなことを続けていると皮膚の状態が悪くなっていき、最終的には皮膚疾患になってしまう可能性がかなり高くなってしまいます。なぜなら、皮脂は体を守る為に必要な分泌物だからです。

毛穴に皮脂が詰まることはありませんし、皮脂が薄毛の原因になることもありません。現在皮脂の分泌が多いと感じている方は、本当に多いのかどうかを確認する必要があります。

皮脂の分泌の多い人は毛の量が多い

ご自分で皮脂の分泌が多いと感じていて、毛が薄くなっていたりする人の場合、本当は多いのではなく皮膚表面に多く分泌せざるを得ない状態を自ら作ってきています。

どういうことかと言うと、表題の通り皮膚表面を覆っている皮脂を取り去るケアを続けているので、自然と皮膚表面に分泌される皮脂が増えているのです。守る為に必要な皮脂ですから、取ることを続けていると自然と皮膚表面の皮脂が多くなって、べた付くようになってくるのです。

シャンプーなんかでは、乾燥肌用とかオイリー用とかありますが、こういった使う側が習慣的にやってきていることを無視しているのですね。だから、オイリー用のシャンプーを使い続けていると、皮膚の状態が悪くなるのです。

頭皮が赤くなり、痒みがあり、臭いがある

皮脂を取ると皮脂の分泌が増えると同時に、頭皮の皮膚常在菌のバランスが崩れます。その影響で赤みが出て臭うようになります。皮脂を取るとは皮膚の角質を痛めることになるので、頭皮が荒れて痒みが出てくるのです。もっと悪化するとフケが出る様になってきます。

こんな状態の人が、続けて2名昨年12月にお越しになりました。

お一人は、完全に脂漏性湿疹です(皮膚科で診断されたそうです)。あとお一方もそのケはありますが、現在のところ赤みが薄らぎ臭いも痒みも消えて良い状態になってきているので、皮膚疾患にまでいってないのかもしれません。

脂漏性湿疹になってしまっている人は、弊社でケアを行った時は痒みは消えてしまうのですが、しばらくすると再発するらしいです。まあ、続けていれば段々と痒みの強さは弱くなり・頻度が少なくなくなっていくと思われるので、続けるしかないですね。

ちなみに、元来皮脂の多い人と言うのは、皮膚表面が脂ぎっている人のことを言うのではありません。弊社ではお湯だけで頭皮を洗いますが、その時に毛穴から出てくる皮脂が多い人を言います。

薄毛の人は、皮膚表面に皮脂がたくさん出ているのに、毛穴内部の皮脂が少ないです。お湯で洗っても皮脂の取れる量が少ないです。

と言うことで、皮脂を取るようなシャンプーで皮脂を取るケアをしてはいけませんよ。



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