育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



シャンプー後に自然乾燥させている人の頭皮ってどんな頭皮をされているのでしょうか?自然乾燥は頭皮にとっては負担にしかならないのに、ご相談者の中にはシャンプー後に自然乾燥している人がいらっしゃるのですね。


育毛や薄毛を治す為にご相談を下さるのですから、自然乾燥だと薄毛を治せると聞いていたのに、上手くいかなくてどうしたら良いのか分からなくなっているのかもしれません。



■シャンプー後の自然乾燥でなぜ薄毛になるか?


シャンプーした後にドライヤーで乾かさずに、自然乾燥していらしゃる人がご相談者の中にいらっしゃいます。弊社にご相談下さるのですから、自然乾燥を続けていたら薄毛になってしまったか、薄毛を治せないかのいずれかなのでしょう。


どうして、自然乾燥では薄毛になったり治せないのでしょうか?それは、自然乾燥時には気化熱で頭皮が冷えるからです。濡れた頭皮や髪の毛についている水分が蒸発する時に、頭皮の熱を奪ってしまうのですね。


冷えるから頭皮の血行が悪くなり、毛が正常に成長しなくなるのです。結果、薄毛になったり、治せなかったりするのです。


お風呂に週に1回しか入らなかった時代は、週に1回の洗髪と自然乾燥なので頭皮も弱らず回復力があるので、自然と頭皮の血行が元に回復していたと思います。


ところが、現代社会では、毎日シャンプーで頭皮を清潔に洗っている人が多く、頭皮が弱っている状態で自然乾燥をするのです。その為、回復力が弱くなっているところに、頭皮を冷やすわけですから、さらに頭皮の血行が悪くなってしまうのです。


■冷風でも同じ結果になる


夏場に扇風機やエアコンの冷風で乾かしている人もいます。これらも自然乾燥と同じで、気化熱で頭皮が冷えるので、血行が悪くなってしまうのです。


ただし、世の中には髪の毛を作る素質が強い人がいますから、こんな人は自然乾燥でも冷風で乾かしても、薄毛になってしまう可能性は低いでしょう。でも、こんな人が他の原因で薄毛になってしまった場合は、自然乾燥や冷風で乾かしていたら、中々薄毛を改善できないでしょう。


■温冷療法に近いかもしれない


自然乾燥や冷風で乾かすことは、温冷療法を穏やかにした方法に近いかもしれません。温冷療法とは、頭皮に温水と冷水を交互にかけて、血行を促進させようとする方法です。弱っている頭皮に無理強いしているのです。


自然乾燥では、気化熱で頭皮を冷やして、放っておいて常温に戻すことを日々繰り返すことになります。温冷療法と同じで頭皮は疲れて弱っていくのです。


■頭皮を清潔にしたら最悪な状態に


今は、毎日洗髪して頭皮を清潔にしている人が多いと思います。このブログでも何度か取り上げていますが、頭皮を清潔にする習慣を続けていると、頭皮が弱って薄毛の原因の一つになります。


こんな状態で自然乾燥すると、弱って回復力が衰えている頭皮を冷やすことになりますから、毛が育たない頭皮になってしまうのです。


■体を冷やすと良くない


頭皮に限らず、人の体は冷やすと良いことは何もありません(皮膚が炎症を起こしている時は冷やさないとダメ)。風邪をひくのも体を冷やしたり寒い時期です。ストレスが多い人だと、交感神経が優位になっている時間が長いため体が冷えています。


風邪やストレスで体調が悪い時は、健康ランドで岩盤浴に入ると内臓を含め全身を温めるので、体調が良くなることが多いです。円形脱毛症の人には、岩盤浴をお勧めすることが多いのはこの為です。


冷やすよりも温める方が良いので、洗髪時に使用する温水の温度もぬるめではなく、温かくて気持ちの良い温度にして欲しいものです。40度から42度くらいが適温だと思います。


■ドライヤーを使用しましょう


ドライヤーの温風が出る口近くは、200度くらいありますから、出口を髪の毛や頭皮に近づけて使用すると髪の毛と頭皮を痛めます。タンパク質変性を起こし、皮膚は火傷を負います。


ドライヤーの温風は、出口から20センチも離せば心地良い温度になり、タンパク質変性も火傷も起こしません。だから、頭皮を冷やさない為にドライヤーは、その名の通り乾かす目的でお使い下さい。髪の毛をセットするとか形を変えるような目的の為に使用しないで下さい。




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