育毛の道案内人が綴る事実・現実
育毛を考えるなら、事実と現実を知りましょう。発毛・抜け毛で頭皮と心身を壊して毛を無くしている事実と現実があります。
 



「髪は増える!」出版後にご相談者の多くは、シャンプーのお湯の温度が36度くらいの体温よりも低い温度にしていました。ご相談下さるくらいなのですから、36度くらいの低い温度だと駄目だってことですね。


36度だとかなりぬるく感じるので、冬場なんかは寒いくらいではないか?と思います。夏場だと気持ち良く感じるかもしれませんが、冷やしたらいけませんね。


頭皮を冷やすといけない


体を冷やすといけないように頭皮も冷やすといけません。理由は簡単。血行・血流が悪くなるからです。


36度のように体温よりも低いと血行・血流が悪化しやすくなり、夏場に冷やすとさらに血行・血流が悪化します。皮膚は温めると緊張が緩みますが、冷やすと緊張しやすくなり、皮膚に炎症を起こしやすくもなります。


頭寒足熱の頭寒とは?


シャンプー時のお湯の温度に関して、「頭寒足熱と言われるように頭部は冷やした方が良いのだ。」と言われることがあります。


頭寒足熱が良いと言われるのは、頭部と言う部分的なことを言っているのではなく、体全体のことを考えると「火照る」ような状態=全身の血の流れが上半身に通っていると良くないよ。足から放熱されて上半身が火照って下半身が冷えるのは体の血行が悪いのだから良くないよ。という話なのでシャンプー時のお湯の温度とは関係のない話なのです。


お湯の温度が高いと皮脂を取り過ぎる?


もう一つあるのが、「お湯の温度が高いと皮脂を取り過ぎるから良くない」と言われること。


え?40度くらいのお湯で脂を取り去る力ってあるの?って思います。


個人的な話です。私は通常は40度前後で頭皮を洗い、冬場は42度くらいで洗いますが、今だかつてこのくらいのお湯の温度で洗っていて皮脂を取り過ぎていると感じたこともありませんし、皮脂を取り過ぎたことによる症状も出たことがありません。


そりゃね、念入りに10分20分かけて頭皮を洗えば、皮脂を取り過ぎてしまうでしょうけど、そんなに時間をかければ皮膚がふやけてしまう可能性の方が高くなってしまいます。


界面活性剤じゃあるまいし、お湯には脂を溶かしたり、脂と混じるような働きはありませんから、40度や42度程度の温度では皮脂を取ってしまうことなんて考えられないです。


ただし、皮膚表面にある皮脂の上っ面部分が流すと思います。でも皮膚表面には薄っすらと皮脂が膜を張っています。これは、相談室で温浴をしても見受けられる状態です。


育毛には頭皮の緊張を解すことが必要


毛が育つ頭皮に再構築するには、頭皮の緊張を解すことが必要な条件でもあるのです。それを達成するにはお湯での洗髪がとても有効な手段の一つでもあります。


緊張を解すのに一番良い温度は、「あなたの頭皮が心地良く感じる」温度が一番良いのです。その温度はだいたい40度前後になるでしょう。40度を切ると少しぬるく感じる人が増えると思います。


体温が低い人=35度台~36度前半の人は、40度では少し熱く感じるかもしれませんが、そんな人は平熱=体温が低いことが薄毛の原因の一つになっている可能性が高いので、平熱=体温が低い原因を解消して、せめて36度くらいになった方が良いと思いますね。



シャンプーは、あなたの頭皮が心地良く感じる温度で行って下さい。




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