秋の七草のひとつ
フジバカマが群生している情景に遭遇し感激しました。
と、言いますのもこのフジバカマ、秋の七草のひとつとして名こそ高けれど、このところ貴重な山野草となり、あまり見かけなくなって来ているからです。
関東以西の川岸や土手に以前は、良く生えていた多年草ですが、今は観賞用には栽培されています。
野性の趣きに富んだ姿が良いですね!
切り戻しをしないと、かなり背が高くなるので薄と同様に秋風にそよぐ姿が和風の庭のアクセントに良いですね。
茎や葉に芳香があるので半乾品として匂袋や入浴料などにしたそうです。古今和歌集に「香り」と「ふじばかま」が歌われています。
宿りせし人の形見か藤袴
わすられがたき香に匂ひつつ
紀貫之
自己紹介を致します。私は深澤宗里と申します。新座市にある教場で茶道教室を開いて居ます。月~金、お稽古と体験レッスンを行って居ります。よろしければお気軽にお問い合わせ下さい。
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尚、勝手ながら11月7日(水)は研修の為お休みを頂きます。よろしくお願い致します。