雲上の楽園

紅葉の後はアスピーテラインを通り秋田県側に戻りました。

が、もう一つ寄ってみたいところが。

旧松尾鉱山のアパート群です。

松尾鉱山は硫黄鉱山。明治後期から昭和40年代前半まで操業していました。

当時、同鉱山には小中学校やデパート、映画館などがあり松尾村の本村より人口が多かったことで、「雲上の楽園」と言われたそうです。

その後、閉山に伴い木造の建物は焼却。水洗トイレ、セントラルヒーティングのアパート群は破却されずにそのまま放置され、廃墟になっています。

いつだったか、閉山時、木造の建物に火を放ち、それを遠くから見守る老人の写真を見たことがあり、ここに興味を抱きました。

風光明媚な十和田・八幡平国立公園のすぐそばに、こんな異様な光景。

軍艦島こと端島の例があるように、かつての繁栄を象徴する遺産として、観光資源となりうると思うのですが・・・。

活用できないものですかね(笑)

この異様な感じを出すために、アートフィルターの「ドラマティックトーン」で撮影しました。

いい感じかな？(笑)

ラフモノクローム

雨上がりの帰り道、ふと目をやると虹が出ていた。

とっさにレンズを向け写してみると、設定は「ラフモノクローム」。

モノクロでも、虹って写るんですね。ちょっと分かりずらいけど・・・(笑)

今度こそ・・・

皆様、ご無沙汰しておりました。

先月の６日に親父が亡くなりまして、お休みを頂いておりました。

急に復活したり、お休みしたりして申し訳ありませんでした(^^;)

ということで、今日から！暫定的に復活したいと思います。

またよろしくお願いします。

思い出の列車

今日はお別れの朝。手を触れられるのも今日が最後。

窓を開けて挨拶をした後、久しぶりに沿線に繰り出した。

今から５０年ほど前、１人の少年が東能代駅から「急行　日本海」に乗って大阪に旅立ちました。

希望に満ちて出発した少年ですが途中、糸魚川の駅で北に向かう交換列車を見たとたん、「これに乗れば秋田に戻れる」と急に寂しくなったという話を聞きました。

そんな事を話していたのを思い出した昨日の夜、今朝のこの思い出の列車を写しにいこうと心に決めていました。

私が日本海が好きなのは、こんな所に遠因がありそうですね。

日本海はもうちょっと長生きしてね。


追伸：先日復活宣言しましたが、もう少しお休み頂くかもしれません。

お知らせ

この度、諸般の事情により、ブログの更新をすこしの間お休みします。

申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。

写真は、秋田市内某所よりうっすらと見えた鳥海山。

ちょっと見やすく補正してRAW現像しています（笑）。