長々と史跡を巡ってきました、今回の旅。
本場所の取組も気になり出すと共にお腹もすいてきました(ノドが渇いて来た方も(^^)
ということで以前から新聞に載ったりして気になっていた、湯沢市の「ちゃんこ浦風」へ。
ご主人の長澤さんは元三段目の力士で、入門した部屋は湯沢出身と言う事でやはり「伊勢ヶ濱部屋」。
入門したての頃は、師匠伊勢ヶ濱(横綱・照国)の付き人になり、当時理事だった伊勢ヶ濱について理事室に入ったお話は本当に貴重な話。
当時は理事長・時津風(横綱・双葉山)を筆頭に、若乃花の師匠の花籠(前頭・大ノ海 井川町出身)、次代武蔵川理事長になる出羽海(前頭・出羽ノ花)、相撲の神様の楯山(関脇・幡瀬川 湯沢市出身)、大鵬の師匠の二所ノ関(大関・佐賀ノ花)、横綱朝汐の師匠の高砂(横綱・前田山)等々、錚々たる面々が理事をしていたそうです。
今の理事なんて、この時代と比べると・・・これ以上は言えません(^^)
その後、付け人として天水山(熊本県出身)や開隆山(昭和町出身)、浅瀬川(大阪市出身)に付いたが、ただ不思議と同郷の先輩・清国にはご縁がなかったとか。
中でも浅瀬川さんには大変良くしてもらったとかで、年寄・浦風を襲名した浅瀬川さんは「浦風」を店名に使う事を快く承諾してくれたという、いいお話も聞きました。
これで、何故「伊勢ヶ浜部屋」の力士が「浦風」?という疑問が晴れました(^^)v
と色々なお話を聞いているうちにちゃんこもなくなり、鍋にはうどんが入りました。
ちゃんこもおいしかったけれど、うどんに入れた「唐辛子味噌」が辛くてうまいのなんの!
この激辛ちゃんこは初めてでした(すいません、話に夢中でちゃんこの写真、取り忘れました・・・)
とまだまだ話をお聞きしたい所でしたが、忘れてはいけないのがここは湯沢ということ。
皆さんは秋田、私は能代まで帰らなくちゃいけないので、ここでお開き。
帰り際におみやげとして、先ほどの唐辛子味噌を頂きました。これでウチでも激辛ちゃんこが楽しめそうです!
長澤さん、どうもごちそうさまでした。必ずまた、食べに来ますね!
ということで、ちょっと強行軍だったような今回の史跡巡り。今度はもっとゆっくり、じっくり回ってみたいですね。
次回はどこに行こうかなぁ~?