日々是口実~引っ越し版~

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橋梁の銘板から

2010-10-08 23:17:55 | 鉄道
イメージ 1
いつも通っている踏切の2~300m東能代寄りにある「第一榊橋りょう」。

長さはわずか数メートルですが、立派な橋梁です。

じっくりみていると(こういった構造物も大好物です)銘板が張ってあった。

設計は鉄道作業局、しゅん功は明治34年11月とあります。

ちょっと本題をそれますが、「橋りょう」といい「しゅん功」といい常用漢字外だからといって、漢字とひらがなで表記するのはどうも頂けないと思うのは私だけ?

「橋梁」と「竣工」。そんなに難しい漢字でもないし、普通に読めますよね。ニュース等でもこの表記をされると、しらけてしまいます。

と脱線した所で本題へ。

調べてみると、鉄道作業局は1897年から1907年まで逓信省の外局として存在していたそうです。

元号に直してみると、明治30年から同40年までの間という事になります。

この橋梁の竣工は明治34年。その短期間の間しかなかった?鉄道作業局の名前が載っているとは、なんとなく感動です(笑)。

東能代以南の開業(奥羽北線は青森から伸びてきたのですね)が明治35年(1902)8月。

鷹ノ巣~東能代間の開業が明治34年11月ですから、東能代駅が開業した時には、もうこの橋梁は出来ていたんですね。

となると、小友沼から流れてくるこの用水路も当時のままという事ですね。

ちょっと感慨(灌漑?)にふけったお話でした、ちゃんちゃん。

でもこの銘板。常用漢字表記している所を見ると作り直したものなんでしょうか。当時のものではなさそうですね(笑)


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2 コメント

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Unknown (豊雪)
2010-10-09 09:00:00
まず最初に、漢字をひらがな書きにすると意味が伝わらなくなってしまう言葉の多いこと。次に、常用漢字以外だからって一般の人たちは、どんどん使いましょう。常用漢字以外を制限されるのは、学校、教科書、公共機関、官公庁の出版、新聞、テレビなどで、それ以外は、別に良いわけですから。私が今まで見た中で情けなかったのは、昔のパトカーは、漢字で、「巡邏隊」が「巡ら隊」になったとき、これでは、犯人を逃がしてしまう。と思いましたっけ。
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そういえば、豊雪さんは常に文字と接しておられませんでしたっけ?。 (ふくちん)
2010-10-09 11:35:00
先の「口てい疫」のときも、「蹄」の字がないと全くチンプンカンプンでしたよね。やはり言葉の美しい日本としては、この表記はやめていただきたいと思います。
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