最近電車ネタばかり続いていたので、久々の相撲ネタです。
中継のない今場所。場所中にも関わらず、相撲ネタを提供できないじれったさ・・・。
こんなにつらい場所は初めてですね。ダイジェストを見ても、なにか遠い国で行われている感じがして実感が湧きません。
こういう時は、相撲の本でも読んで気持ちを維持していきましょう!
ということで、今回ご紹介するのは、第52代横綱で現在はNHKの解説者としてもおなじみの、北の富士勝昭さんが書かれた「緊褌一番(きんこんいちばん)」。
先日、私の相撲の師匠ともいえる「おじゃさん」宅にお邪魔した際に貸していただきました。
この本、去年の暮れに出ていた本なのですが、買うのを忘れていました(笑)。
この北の富士さん、NHKの解説に出始めた頃は辛口でいいなぁと思っていたのですが、最近はなにか物足りない解説。
なので、この本にはそんなに期待していませんでしたが、読んでみるとその内容は正統派そのもの。
私がいつも思っている事、感じている事がほぼ当てはまっていました。あのやる気のなさそうな解説(失礼!)からは想像できない程、しっかりと角界の事を考えています。
相撲好きの人はもちろん、相撲の事を知らない人にも是非読んでいただきたい一冊。
大相撲界のいい所、変えてはいけない所、なぜ一連の問題(去年の末まで)で騒がれているのかがよく分かります。
私も改めて買いたいと思います。
この本で書いているような「熱さ」を解説でも期待します!
もっともっと相撲の良さを伝えていきましょうよ、北の富士さん!
固執した古さが良い大相撲。独立委員会だかが改革に動き出している。委員の中には「これから大相撲を勉強する」と言っている人もいるという。理事の数が多いとか何とか。会社じゃ無いんだから。伝統の有るプロ集団なのだ、そこを理解できる委員が何人いるかですね。
独立委員会も一方的に判断するのではなく、こういった人から意見を取り入れるという事もして欲しいですね。