2敗の雅山が3敗に後退し、全勝の白鵬と1敗の把瑠都に優勝が絞られてきたようです。2人の対戦が終わっているので、少々白鵬に分があるかな?
しかし、把瑠都は3大関を破っているので、これぞ本物の大関ですね。
この分で行くと来場所は5大関。弱い大関をなんとかする措置を早急に考えるべきだと思います。
それが出来ないのなら、他の大関と差別をつける意味でも、とりあえず「張出大関」を復活させた方がいいかな。
で、今日の本題。安美錦と豊ノ島の一番は物言いがつきました。その時の審判長は、元魁輝の友綱審判部長。
彼の説明は非常にうまかった。
「ただいまの協議についてご説明いたします。行司軍配は安美錦に上がりましたが、同体ではないかと物言いがつき、協議の結果、豊ノ島の体が飛んでおり、軍配通り安美錦の勝ちといたします。」(確かこんな感じでした。)
と、協議の理由、内容、結果が端的に述べられていた。
先日、三保ヶ関親方の時は「~と物言いがつき、協議の結果、~の勝ちといたします。」と協議内容がわからない説明でした。
かつての佐渡ヶ嶽(元琴桜)親方は「物言いがつきました”が”」というので、これを聞いた観衆が取り直しと期待して「うぉ~!」と盛り上がってしまい、何度も「が!」「が!」と客をなだめている説明には、随分笑わせていただいたものです。
それよりはいいですけどね(笑)。
写真は、数年前の貴乃花審判と、行司の木村勝次郎(現 朝之介)さんと私。今より太かったので写真小さくしました(笑)。