紅葉の後はアスピーテラインを通り秋田県側に戻りました。
が、もう一つ寄ってみたいところが。
旧松尾鉱山のアパート群です。
松尾鉱山は硫黄鉱山。明治後期から昭和40年代前半まで操業していました。
当時、同鉱山には小中学校やデパート、映画館などがあり松尾村の本村より人口が多かったことで、「雲上の楽園」と言われたそうです。
その後、閉山に伴い木造の建物は焼却。水洗トイレ、セントラルヒーティングのアパート群は破却されずにそのまま放置され、廃墟になっています。
いつだったか、閉山時、木造の建物に火を放ち、それを遠くから見守る老人の写真を見たことがあり、ここに興味を抱きました。
風光明媚な十和田・八幡平国立公園のすぐそばに、こんな異様な光景。
軍艦島こと端島の例があるように、かつての繁栄を象徴する遺産として、観光資源となりうると思うのですが・・・。
活用できないものですかね(笑)
この異様な感じを出すために、アートフィルターの「ドラマティックトーン」で撮影しました。
いい感じかな?(笑)
このカメラにも多少のアート機能がついているのですが・・
それはそうとして「廃墟」を専門に(?)撮影しているマニアックな
グループがいるんですね~!廃墟の持つイメージを更に高めるような
ドラマティックトーン効果はかなりマニアックかと!
かつての姿をあれやこれや想像するだけで、十分なのです(笑)