九月場所4日目、横綱白鵬が豊真将を破り記録を51に伸ばしました。
歴代2位の千代の富士の53連勝まであと2つ。一体どこまで伸びるのでしょうか?
さて昨日で五十連勝を決めた白鵬ですが、五十連勝以上を達成すると東京・江東区の深川八幡にある「超五十連勝力士碑」にその名が刻まれます。
ちなみに現在刻まれているのは・・・、
63連勝 谷風梶之助 (4代横綱)安永6年~天明2年
58連勝 初代梅ヶ谷藤太郎 (15代横綱)明治9年~明治14年
56連勝 太刀山峰右衛門 (22代横綱)明治45年~大正6年
69連勝 双葉山定次 (35代横綱)昭和11年~昭和14年
53連勝 千代の富士貢 (58代横綱)昭和63年
58連勝 初代梅ヶ谷藤太郎 (15代横綱)明治9年~明治14年
56連勝 太刀山峰右衛門 (22代横綱)明治45年~大正6年
69連勝 双葉山定次 (35代横綱)昭和11年~昭和14年
53連勝 千代の富士貢 (58代横綱)昭和63年
の5名。この錚々たる面々に名を連ねることになります。
しかし、テレビ中継等で連勝記録の1位は双葉山で2位が千代の富士になっています。
が、よくよく見ると、「(昭和以降)」と但し書きがあります。
これは昭和以前の記録(双葉山以前)では、連勝の途中に預かりや引き分け、無勝負や休場が挟まっていて単純比較するのが不適当ということで、こういう紹介になっていると思います。
これはその時代々々によって規定が違い、仕方が無いことなのでそこまで細かく・・・と思います。
ということで以上を踏まえると、白鵬は「大相撲史上」では「6位」ということになります。
同じ昭和以降といっても双葉山の時代は年2場所制(11日間)の時代、足掛け3年の記録です。
3年間連勝を続けるのと、1年の4場所足らず連勝を続けるのはどっちが凄いのでしょうね?
これも単純比較にはならないはずです。
写真はその「超五十連勝力士碑」。白鵬が刻印されると残りは4名分。
私たちが生きている間に埋まることはないでしょうね。
追記:上記3名(谷風、梅ヶ谷、太刀山)の連勝記録は公式記録ではないそうです。
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