本日午後、選挙による新理事が決まり、渦中の貴乃花親方は見事当選。角界に一筋の光が差し込んだ。
かわりに大島親方が落選したのだが、これは残念だった。
この大島親方は巡業部長の要職にあり常日頃から、巡業は本場所に来られない地方のファンが楽しみにしている、それなのに参加しておきながら稽古に出ないというのは失礼に当たると言い、巡業の稽古に出ない関取に目を光らせ、事あるごとに注意していたのはご存知の通り。
協会上層部のカタブツの中では、一番危機感を持っていた親方だと私は評価していたので、残念であったのだが・・・。
で、今回の選挙。単純に数字だけでみると、二所ノ関から1票、立浪からの2票が貴乃花にいった形になったが、ここからが深読み。
立浪から2票、これは大島親方と弟子で元旭富士の伊勢ヶ浜親方の票ではないかとのいうのが私の推測。
場所中に報じられた、立浪と貴乃花一派の連立を組もうとした事に伏線があったように思える。
当初、立浪一門からは、大島親方と伊勢ヶ浜親方の立候補予定だったが、連立の話が出たとたん、友綱親方から待ったがあったのか、伊勢ヶ浜と友綱が交代した。
大島親方は今期を終えると定年、危機感を持っている点では貴乃花と思いは同じ、経緯を踏まえると、大島親方が自ら引き、伊勢ヶ浜親方と共に貴乃花に期待を託し、票を投じたのではないか?
造反と言われても、自分の票であるから文句は言われないだろう。仮に二所ノ関からの1票がなくても、貴乃花が9票、大島が8票なのだから貴乃花は当選する。危険な橋ではないのだ。
なのでこの立浪一門、大島親方から出ていってしまった「2票」の意味が非常に大きい。
この旧体制の中に、男気をもった親方がいるんだと考えたいのだが・・・、無理があるかな?
写真は2003年引退相撲での貴乃花。あれから7年、新たな土俵での勝負が始まる。
こういった記事は読んでて嬉しくなりますな。
特に詮索するつもりはないんです(笑)
アンタの意見なら数h合うよね。
北の湖黒幕説からなら、宮城野+1だけど、立浪の割り振りがどうだったかにもよるしな。。。。。