日々是口実~引っ越し版~

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雷電 秋田に来る その1

2010-03-16 23:53:36 | 大相撲
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先にご紹介した雷電為右衛門。プロフィールの写真に雷電の画像を使っているように、私がもっとも興味がある力士。

このブログをご覧いただいてるとわかるかと思いますが、ワタクシは現代の力士より昔の力士のほうが興味があるのです。

大相撲史上最強の力士(254勝10敗)で、江東区の富岡八幡宮にある横綱力士碑には、歴代の横綱に混じって「無頼力士」としてその名が刻まれています。

また、雷電日記を残している様に教養の高さもみられる、まさに「文武両道」の人物なのです。

その雷電日記を読んでいると、都合三度ほど秋田を訪れているのを知りました。
秋田大好き人間の私は「出羽」や「秋田」、「久保田」という字を見るたびにもう・・・シビレてしまうのです(笑)。

今回はその第一回目、寛政十年(1798)。長いので端折って書きます。

6月に出羽国に向けて出立~。 
秋田藩湯沢で3日間、50両で興行を勤めた。
次に横手の宿で3日間、40両で興行したが、この場所は大入りだった。
同国秋田藩久保田城下では10日間、90両で興行 ~ 15日に初日をあけ、29日に興行を終えた。
同国大達というところで、5日間60両で興行したが、少々不繁盛だった。
ぬしろというところで3日間45両で契約した。この相撲は繁盛した。
同国人市の宿では3日間45両で契約、この相撲も繁盛した。

ということで雷電一行は、湯沢~横手~秋田~大館~能代~一日市(八郎潟町)を巡業していくのでした。

雷電は私の住んでいる能代にも来たんですねぇ、卒倒しそうです。どこで相撲取ったのかなぁ?

面白いところでは、不繁盛だった大館。今も昔も、巡業では客入りが悪い土地みたいですね(笑)。

今から212年も前の話ですよ、ぞっくぞくしますね。つづく・・・。

追伸 明日のブログは都合により、いなほ8号になりそうです(笑)


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2 コメント

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Unknown (ふくちん)
2010-03-18 10:55:00
秋アキさん、こんにちは。どろ着、よくご存知ですね~。使い古した浴衣を稽古のなどの時に羽織るものなんですが、取り組み前後のも「浴衣」ではなく「どろ着」ですね。要は廻しをつけたまま羽織るのが「どろ着」だと思います。
横綱・大関の場合は、付け人が数人おりますので、タオルや下がり、懸賞金を持つ人と、どろ着を着せる人などの役割をもってますが、平幕ですと付け人1人で全部はこなせないので、省略しているのではないでしょうか?。
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Unknown (秋アキ)
2010-03-18 06:49:00
ふくちんさん こんにちは。大相撲について教えてくだされ。いわゆる「どろ着」ですが、これって、土俵下に入場する前には、全ての力士が羽織って来るものなのですか。TVでみてますと、横綱や大関の場合は、取り組みが終わって引き上げた際に、付け人たちが、早速に力士にかけてやる様子が見られるのですが、平幕力士たちの、そうした姿を観ることはありませんよね。どうなんでしょうか。
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