朝青龍が日馬富士を下し、千秋楽を待たずに優勝。明日の横綱戦はいろんな意味で楽しみです。
さて、土俵外では貴乃花と彼を支持する6親方の一門離脱問題、場所が終わればその話題で一色になるだろう。早ければ明日からかな?
一門離脱と言えば、1998年に高田川親方が高砂一門を破門された例がある。これも理事選がらみだった。
5年前のある会合で、その高田川部屋に移った元安芸乃島の千田川親方(現高田川親方)にお話を聞く機会があった。
「一門に属してないで大丈夫ですか?」と率直な疑問をぶつけてみたところ、「特に不都合はないよ」と意外な答えが返ってきた。
逆に「一門は必要?」なんて聞かれこちらはタジタジ・・・。
よく話を聞いたら、いまはそんなに一門の関係は強くなく、あるとすればそれこそ理事選の時だけとのことだった。
そういえば、昔は一門で巡業に出たり、一門系統別部屋総当たり制があったりで結束があったものだが、現在は協会全体での巡業(昭和32年)や部屋別総当たり制(昭和40年)の導入でその意識も希薄になっているのだろう。
そういった意味でも、時代の変化による「ほころび」が出てきてるのかもしれない。
一門の関係は良い面もあれば悪い面もある、相撲史に変化があるのか、しっかりと見届けたいものだ。
写真は千田川親方にサインを書いてもらっている私。色々な「道」を大切にしたいという解説を頂いた。
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