今日も、お越しくださって、ありがとうございます。
【 鐡鉢 ( てっぱつ ) の中へも 霰 ( あられ ) 】 ------ 山頭火
「今日はだいぶ寒かった。 一昨六日が小寒の入、寒くなければ嘘だが、雪と波しぶきとをまともにうけて歩くのは行脚らしすぎる。」 昭和7年1月8日、 福岡県芦屋町にて。
あっははは・・・そんなこんなで、Fuku-maru・福丸の背中にも霰、ってか (*´Д`)
それにつけても、この日の散歩、出だしは荒れ模様のお天気で、寒かった。
「 父ちゃん、白い粒々が降って来るよ・・・もう、行こうに、さァ 」
ごめん、ゴメン、あんたさんの背中に霰が積もってるのって、なんか可笑しい。
黒雲が通り過ぎ、霰も止んで、雲間から日が差してきます。
「 ヒッ・ヒッ・ヒッ・・・カチ・カチ・カチ・・」
おっ! ジョビ子 ( ジョウビタキの雌 )ちゃんだ。
あら、いつもの、お腹に青い紋様のある子ですよ。この辺りを縄張りにしていて、時々こうして、可愛らしい姿を見せてくれます。
私たちが近づくと、田んぼの網掛け棒から飛んで、タラの木の先っぽに止まりました。タラの芽が待たれます。
山際の農道コースをぐるっと廻り、Fuku-maru・福丸の蒐場(ぬたば)広場 ( 苦笑 ) にとうちゃこ。お天気は、すっかり回復。
風裏の植え込みの中、なにやらゴソゴソ 「 チィッー・チィッー・・・ 」 メジロの小群れです。一所懸命に蜜吸いしていました。
「 父ちゃん、しっかり歩いて、ポカポカ、暖かいね」
ふーっ、ボコボコ着ぶくれ親父も汗ばんできました。毛糸の帽子を脱ぎ、ネック・ウオーマーを外して、しばし休憩。
見渡す枯草も、心なしか萌えはじめているように見えました。春、待ち遠しいですね。
ご近所の散歩道にて ( 2017/02/14 撮影 )